2017年12月31日 (日)

今年も一年お世話になりました。

皆様良いお年をお迎えください。

Pc310643

来年用の新機材が本日到着しました。

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2017年12月24日 (日)

F3K日本選手権

Pb120358

公式練習日:
徹夜の運転で夜明けに到着しました。
好天微風。広いエリアにうれしくなって投げまくり、宿に行くころには体が痛み出しました。
普段猫の額のような土手上から投げている身には思い切り走れる地面はうらやましい限りです。

競技1日目:
朝から強風で1Rにして心が折れました。ただ、3R目に1000点を取って次の日に首の皮がつながりました。
この日は主に最大重量の大きいFireblade1を使用しました。

競技2日目:
予報は良かったのに結局風が強くなって前日の条件の縮小版。ポーカーの宣言タイムを勘違いして早く下ろすなど、初出場らしいミスを繰り返しました。
ただ最近練習してないキャッチ&リリースは誰もできない条件となり、初出場のハンデがかなりなくなったのはラッキーでした。

午前は強風のために複雑なタスクも「とりあえず1分半浮かせる」みたいな雑な組み立てで通用するようになってしまいました。

昼前からは強くて小さいサーマルが現れ始め、ここで初めてFB2が真価を発揮。バラストを積んでもラダーがなくても弱いサーマルで素早く上がれます。

結局決勝もフルバラストのままで、ノーバラは一度も使わなかった日本選手権でした。
結果は荒天による波乱のたまもので、静穏な気象条件では上位に入らなかったでしょう。

4日前に完成し慣熟していないにもかかわらずよく飛んでくれたFireblade2は素直に素晴らしいです。セッティングを出す時間もなかったのでOndraのセッティングをコピーしました。
この機体は決して高速寄りの性質というわけではありません。私はむしろサーマルの上がりの速さで勝てる機体として選択しました。実際、今回も2日目のサーマル条件が始まった後に初めてその強さを発揮したと思います。フルバラストでも薄いサーマルですいすい上がっていきますが、高速時の沈下は並です。

機体セッティングは全機共通で、可能な限り頭を使わないセッティングとしています。
ラダーレスにしているのは「なければ考える必要がない」からに尽きます。この点はエルロンのない機体と同じです。
実機の経験上ラダーは難しい舵だと思っていますので、私の技量でラダーを使うのはトータルでは抵抗になっているのではないかと疑っています。
これに対しラダーレスにすればランチは毎回3mほど高くなりますので、明確なメリットがあります。不明確なラダーのメリットより明確な6秒の増加を選んでいます。
(DLGに限った話です。F5J機などではラダーは必須です。)

※旋回維持中はエルロン増し切りの機体がほとんどなので、巷間言われる逆ディファレンシャルのメリットを体感したことはありません。ただしセッティングは初動の巻き込みを嫌った結果全て逆ディファレンシャルになっています。

フライトモードはランチ、クルーズ、サーマルの3種類で、ランチは強いアップトリムになってます(ランチ後放置すると宙返りします)。
わたしはDLGを始めたころから「60度以上の角度で上昇すべき」と信じて強いアップトリムで投げ、機首上げ後にダウンを打ちつづけながら上昇しています。この方針は10年以上変えていません。

スピードモードはありません。緊急時にランチモードをスピードモードとして用いるときはスティックでダウンを打ち続けます。
背面スライダは使いませんのでフライトモードは上記3つとブレーキのみです。

サーマルモードも大きめのアップトリムとしてサーマル旋回中のエレベータアップをほとんど打たなくてよいようにしています。サーマルモードはアップアップするので水平飛行ではまず用いません。
ドルフィン時のフラップはスティックで操作します。

以上のセッティングは、少なくとも荒れた条件の中では効果を発揮したのかもしれません。

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2017年12月20日 (水)

アンダー200

岡本修平氏が提唱するアンダー200gモーターグライダー競技は以下のようなものです。
Altis等の高度スイッチを用いて同高度から滞空時間と定点を競うものを想定しています。

・機体制限:Altis等のスイッチを搭載して全備200g未満であることの他は原則無制限。
(もちろん浮力ガスなど他のグライダー競技で本質的に不可とされるものは不可。)

・競技:当日の気象状況に合わせてモーターカット高度を設定する(通常は30m、状況に合わせて調整する

・時間によるカットは30秒とする(設定高度に達すれば30秒以前でもカットされる)。

・合図で同時発航し、タスクは3分以上で状況に合わせて設定する。

・未定だが定点に足をついた状態でのハンドキャッチも認める可能性がある。

既に始めてる人たちが大変楽しいというので機体を試作しました。フラップ付き1.5mで175gとなりました。残り25gを使って主翼を延長しようか考えています。

Pc190496

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2017年7月29日 (土)

夏休み

暑さに弱いのでDLGはしばらくお休みしてます。

涼しいシーズンに向けてFireblade2を注文しました。

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2017年4月30日 (日)

STRIX F3K (オレンジ)

P4290052

O島さんにSTRIXを引き渡しました。180g。
私が経験した中で最も素直で容易な操縦性を持つ機体です(ラダーレスにもかかわらず)。どんな速度でも好きなだけ舵が効き、何のプレッシャーも感じません。
飛ばすのが容易な機体は、つまりそれだけ自分が上手になったのと同じです。
それでいてランチ高度も高く、サーマルでの上がりも経験上最速です。サーマル勝負、特に低空ではFirebladeでもかないません。

飛ばしていてひたすら楽しい、文句のつけようのない素晴らしい機体です。
これだけ褒めても褒めたりない。

主翼表面が凹みに弱いのは欠点かな。ただしより硬い(重い)繊維を用いたバージョンもあります。瞬間接着剤不可。

ランチで若者に差をつけられたなーって思ってる人は、この機体にすれば若者をいじめられます。

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きれいな仕上がりの主翼。
エルロンリンケージはテーパーカーボンパイプを用いました(パイプごと動きます)。

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エルロンリンケージのサーボ側はMPJet製のチップ。
サーボはX08N。

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クラシックな外装エルロンホーン。取り扱いがとても楽です。

購入は製作者のFacebookのページからメッセージを送ってください。
素材は「Spread Carbon」が今回の作例のようなウラジミールみたいなカーボン(少し高価)。「A-Spread」が我々が良く見る織り目のあるスプレッドカーボンです。紛らわしいので注意。ケブラーノーズは有償オプションです。
わたしは2回輸入しましたがいずれもラダーヒンジが逆になっていました(2回目は反対にするようリクエストしたんですが)。そのせいもあってラダーレスで組み立てました。

ラダーレスで十分です。ラダーは特に必要ないと思います。

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2017年1月24日 (火)

Bravo F3K

頼まれのもののBravo F3Kを組み立てています。2年ぶりのBravoです。

Bravoという機体はいくらか複雑な来歴を持っています。
3カ国のモデラーによるプロジェクトが始まったのが2006年の終盤ですから、10年の歴史を持つモデルです。
元来、SG2をCNC機材を用いて完璧に再現しようというプロジェクトでした。しかしプロジェクトチームから最適化のための問い合わせを受けたドレラ博士は新設計の主翼デザインを提供します。
大面積の機体が流行する中で、時代を先取りしたハイアスペクト比、20dm^2の主翼が与えられました。翼型はAG455, 46, 465, 47の4種類です。
平面型は振り抜きを速くすることを意図してデザインされたようです。

完成した主翼ネガティブモールドは製作を希望するモデラーに貸し出されました。

Bravo2
(初期レンダリング)

やがて胴体をセットされた販売型はポーランドの有力モデラーが生産し、東欧を中心に競技会で活躍します。

Bravo
(ポーランドでの生産型)

しかし生産を担っていたモデラーは交通事故で逝去。
その後同じネガティブ型かどうかはわかりませんが、チェコのモデラーが主翼の生産を開始します。当初は他モデルの胴体を流用していました。

チェコ型は後に主翼の上に乗る新設計の胴体と尾翼を得て最新型となり、現在に至っています。

上に見たとおり、Bravoは現行機のなかでおそらく最も長い生産歴を持つモデルです。
元来卓越したランチ性能を誇っており、最新の製法で硬い主翼と胴体を得た最新モデルはトップレベルのランチ性能を有します。

翼型は最新ではありません。SG2系列直系の究極と言える機体ですが、近年重要視される高速領域に限界があることは現生産者も認めるところです。

その点さえ除けば、現在でも一流の機体です。

軽いバージョンを可能な限り軽く製作することをおすすめします。

※チェコ型と別のモデラーは上反角を減らしたバージョンのネガティブ型を持っているそうですが、生産例は確認されていません。

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