2009年11月 9日 (月)

機体を回収しに

貸し出していたFXを回収しに、市川町まで行ってきました。
ついでに、3位に入ったBMを交えて勝負もしてきました。

微風、キープできるかどうかのレベルのサーマルが散在。

私のFXの性能はBMと互角以上と主張しておきます。
BMを全力で投げていませんのでランチ高度の差はわかりませんが、低速の浮きではFXが有利に勝負を展開できた印象があったような。
まっすぐ走らせたときはBMの方に分があったかもしれません。

少なくとも現在、機体性能を理由に負けることはないはずです。
当然、使い慣れた自機ゆえの欲目がありますので割り引いてください。

ただしサーマルの技量はまだまだ勉強すべきことが多いと知りました。

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2009年10月29日 (木)

SD-10G

091020a 先に書きましたが、SD-10Gを導入しました。
受信機は7chのものです。ケースを外し、シュリンクしました。

説明書はこの手のプロポにしては薄いんじゃないでしょうか。
バインダーになっていますので、普段見ないページは外しておけます。

本体はRD8000より厚いです。落としそうになるかもと危惧しましたが、ホールド性が良いようで実際には気になりませんでした。

設定はRDと比較にならないほど多彩にできますが、逆に言うと最初にいろいろ設定しておかないと飛ばせないということです。
ただこのあたりは高級機ではみんなそうですから、慣れるようにしましょう。

スイッチ類は全て3点式になっています。好きなスイッチに好きな機能を割り振れます。
私は右肩か左肩のどっちかをフライトモードにします。今回は右肩。
スイッチ番号は本体に刻印してありますので、これを参照しながら容易に設定できます。
液晶はライバル機よりは小さいです。設定する上で不都合は感じませんでしたが、タイマーが飛行中に見にくいのはマイナスです。

ボタンを押しながら起動することで、起動と同時にモデルを呼び出せる機能は便利でしょうね。競技などで重宝しそうです。

以下はサンワだけでなく、プロポのメーカーに対する一般的なお願いです。

・説明書をもう少しわかりやすくして欲しいと思います。
多くの説明書は機能を網羅して記述してありますが、これでは説明書を全部読んでプランを立てないと使えません(もちろん、本来は全部読んで理解するべきでしょうが)。
一般的な機体における代表的な使い方は限られているのですから、そのツアー的な説明をしてくれるといいのではないかと思います。
たとえば、「基本的なF3B・J機のセッティング例」としてどの機能をどう設定していくか、を順を追って紹介するというふうにです。
設定の流儀はいろいろあると思いますが、メーカーが考える標準例はあるんじゃないかと思っています。
説明書とにらめっこをするのは応用的に使いこなしたい人だけでいいと思うのです。

・むしろ機能の名前よりも「何が出来る機能か」を(日本語で)説明書の見出しにした方がいいんではないかと思うぐらいです。家電ではそうなっているものが多いようです(ただ、機能に名前を付けている家電は多くないでしょうが)。
思うにユーザーのやりたいこと= 「こういう動作をさせたい」 と、メーカーによる機能の説明= 「この機能はこう設定します」 との間に空隙が生じているようです。両者の架橋= 「それならばこの機能を使ってください」 がうまくいけばわかりやすい説明書になることでしょう。

・趣味に使う道具ですのであまりぜいたくは言いませんが、説明書にちょっと手間をかけてくれれば多くのユーザーは喜ぶのではないかと思います。ちょっと国語の達者なスタッフが監修するだけでいいと思います。

091020b

現場での識別用に、ステッカー類を貼っています。
背面上部によく用いるオーロラシールを。それから電池のフタの形に合う蛇十字のステッカーを見つけたので、貼ってやりました。
このステッカーは…車を遊園地のアトラクションと勘違いしている者たちの旗印です。

ともかく、一目でわかるようにしておくと便利ですよ。
このプロポは正面にステッカーを貼れるところが見あたらないので、正面の識別をどうしようか考え中。

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2009年10月17日 (土)

比較試験の2

FXを伴って薄暮の市川町へ。
微妙な改良を施されたA5-2が相手です。
もちろん操縦者は岡本さん。
条件は風向きがわかりにくいレベルのごく微風。アーベントがあるかないか。

3-1、1-2(2Rは日没のため2点先取)

高さは勝負中は負けませんでした。
高度は57m(レーザー測距儀で、水平に移行後計測)。
DLiプロトは売っちゃったらしいので勝負できず。

味見した岡本さん曰く
「僕が投げても高い」「過去最高の機体」「操縦が楽」「Hさんに勝てるかも」
ありがとうございます。今だけ天狗になっておきます。

あらぽんもいましたが、まだ相手になりません。
サーマルでくるくる上がれない条件は厳しいでしょう?
こういうときは操縦の繊細さが大きく反映されてしまって、サーマル条件以上に差が付くことがあります。

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2009年10月15日 (木)

指のかかりかた

ご質問がありましたので写真を上げてみます。

091015o このぐらいかけます(例はDLA3)。
中指の方が深くかかっています。
これは在来のエアロペグです。こちらの方が参考になるかなと思います。

※今回の新しいペグはもっと浅くかけます。

091015p ホールドはこのような感じです。

親指をこのようにかけますので、ペグは翼端には接ないように設置しています。
薬指の背中も下側ペグに触れています。

次にリリース前後の指の動きのイメージです。
写真の順番は、
1→2→3→
4→5→6。
最初の写真は回転~スイング前半です。機体は遅れていて、指先で支えられています。
その後、遅れてきた機体をペグ軸で回転させる動作が始まります。
これはスイングの後半にブレーキ動作の開始と同時に始まると思われます。
機体は回転して、4枚目の写真で当初のグリップ位置に戻ります。
ここで指を握りしめようとすると、かえって指が滑り始め、リリースが開始します。
(5枚目の写真は力を緩めて指を開いたという意味ではありません。離れるときは抗していてもこのように指が開きます。)
6枚目が離れた瞬間を表します。
※以上はあくまでイメージですので、現実にこの通りになっているわけではないと思います。

091015e 091015f

091015g

091015h

091015i

091015j

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2009年10月14日 (水)

動画を貼ってみる

※あらぽんのランチ動画を追加(最下部) 10/15
動画は右クリックで保存して見た方がいいようです。

先日のランチのスロー動画です。
変なアングルから撮ってもらいました。
久しぶりに思い切り投げたので、ちょっと翼端低いのが気になります。
前にも流れてますし、胸の張りもいまいちです。変な力が入っているようです。
最高のランチからはほど遠いですがエッセンスは観察できますので参考までにどうぞ。

私のランチ(FX)

腕を水平に持ち上げて回転動作を開始します。

8秒後半、右腕が背中に隠れる直前から腕のスイングがスタートしています。
これ以前は機体を「この位置」にセットするための準備動作にすぎません(いくらか高度の足しになりますが)。

9秒前半、右翼端が背景の建物にかかる寸前にスイングは終了し、スイングのパワーを機体をペグ軸で回転させる運動に移し替えるブレーキ動作がスタートします(ブレーキと言っても完全に腕の振りが止まるわけではないですが)。
左足は踏ん張って体の回転を押しとどめます。

フルパワーを出すのはこの1秒足らずの一瞬だけです。回転中には何の力もかけません。
8秒後半までリラックスして回っているのがおわかりでしょうか。
リリース後もリラックスしています。
リリースはペグ軸回転の最高速時に行います。半開きの指を一気に内側に引き絞って「切る」感じです。

あらぽんのランチ(A5-2)

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2009年10月12日 (月)

比較試験の1

あらぽんのDLA5-2と比較試験を実施しました。
重量はほぼ同じです。
微風。サーマルは極めて弱く、しかも少ない条件でした。

091011b 扱いやすさとランチの高さで定評のあるA5-2が相手です。
ランチャーもなかなかのレベルです。

ランチ高度ですが、全力ではFXがほぼ全勝、でいいでしょうか。
あらぽんもたまげていました。

水平移行時は常に上回り、3~5mのアドバンテージということろでしょうか。
いずれレーザーで計測すれば数値化できるでしょう。

ランチでは振り抜きで「ブン」という音がしません。
すかっと抜けていくので「本気じゃないと思った」と言われました。
投げてる方も何か拍子抜けする感じです。

そのほかの比較ですが…
正直条件が穏やかすぎて「どっちも良く飛ぶなー」。
今度はもっと厳しい条件で比較しましょう。

一応勝負もしました。

3-0、3-2、3-0、3-0

1ポイントも落とさないつもりでした。2ポイントダウンはけっこう悔しい。
高さを生かして上を踏み続けるようなことはしないで、好きに飛ばしました。

あらぽんと私の間には操縦の基礎技量に大きな開きがあります。
早く追いついてもらうべく、最近は一緒に飛ばすときは操縦技量の練習に時間を割いています。
せっかくですのでそのメニュー(予定を含む)を公開してみます。
実際にはこれらに加えて、機体挙動の観測を行う際の視点など、操縦者の長所や個性に合わせたポイントも指摘しています。

①急旋回維持(左右) バンクは常時45度以上、できれば60°ぐらい
②連続切り返し(180度、90度) ※できるだけハイバンクで
③背面飛行
④四角宙返り

これらは操縦技量としては基礎中の基礎ですが、滑らかに美しく行うとなると案外難しいものです。
これらをきれいにこなせるようになれば、サーマルソアリングに必要な技量のほとんどは身に付くと思っています。

091011a

余談ですが、お互いのランチをスロー動画で確認して、その違いに驚かされました。
当初は基礎的な部分は共通と思っていましたが、どうも根本的に違うような気がします。

私とあらぽんは同じ機体を投げれば似たような高度に達しますが、これまで似ていると思っていた互いのランチのセオリーが、実はかなり違っていたのかも知れません。

おもしろい発見でした。

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2009年10月10日 (土)

テスト続行中

本日15分ほど、A4FXの2回目のテストを行いました。
やや風がありましたが問題なし。飛行は快適でした。
なのでバラストボックスを作るのがめんどくさくなりました。

●今のところ問題の出ていない新ペグですが、盛り込んだ要素は以下のとおりです。
実現度合いをテスト中のため、詳細な写真はまたの機会にします。

・前面型が「3」型 
 091009aこれは世界的には何も珍しくありません。
ただ初めてこのタイプのペグをマイクロSALに使った数年前の時点では、他に例を知りませんでした。少なくとも私の中ではオリジナルのアイデアです。
←この機体(DLC)。
ただしこの60gサイズでは指がペグに貼り付いてしまい、あまりメリットがありませんでした。

・フィンに回転時の指を安定させるフィンガーレストを設けてある
 要は微妙な凹みです。これは従来からやってきたことです。
 私のランチ方法では従来から回転時とリリース時で使う指の部位が異なります。
 すなわち回転時は指はフィン部に乗り、指先で機体を支えているのです。
 ここを安定させないとリリース時に変な位置にペグがかかります。
 リリース時はペグ後縁を第一間接直前で支えます。
 なぜこのようにするかというと、~
 ①棒ペグのようにペグ軸回転を回転運動のまま間接で支えてしまうと、摩擦で回転が阻害される。
 ②回転とリリースという異なった動きを指の同じ箇所に担当させると、要素の相克が生じる(遠心力に抗する&なめらかに離す)。
 ~からです。
 なのでペグ軸回転は指先にゆだね、リリースは間接付近にゆだねています。この方法では指の部位間の「移し替え」が重要になります。
 したがって、前後幅が狭くて回転時に指先が宙に浮くペグは、私の方法では使えません。

・ペグ後縁はリリース動作の方向から見て、指の断面型に合わせてある
 3型前面型とあいまって、棒やパイプじゃなくても「切る」感覚のリリースを可能にするためのものです。
 従来用いていたフィンガーガードをしなくても特に痛みはありませんので、おそらく中指のタコが軽減されるでしょう。
 フィンガーガードは1指のみに装着する手袋に過ぎませんが、F3Kではルールで禁じられた「補助具」というクレームがつく可能性がありますので、使いたくないのです。
 (私の解釈では問題ないと思いますが、有権解釈ではありませんので。)
※ただし私は今年の全日本F3Kには出ません。

・必要最小限の薄さ
 必要な繊維の量を探るためテストピースを製作し、荷重をかけてテストしました。
 重量は1.3gです。

・ペグ前縁の整形は上面は内側、下面は外側を主に削る
 僅かでも翼端板効果が期待できないかなあと思いました。
 設置角度は1°ほどのトーアウトです。
 ホールド方法の流儀上、設置位置は翼端に接してはいません。

●体感効果

旋回の得意・不得意方向がなくなったようです。ペグのない右へもストレスを感じさせずに回ります。
従来、右旋回はエルロンラダーMIXが多めに必要でしたが、現在左右同量です。
ペグが著しく薄くなった効果だとすれば一応の成功と言えます。
後日他人の評価を受けてみます。

091009c

●ついでに今回の水平尾翼です。
主に見栄えのためにアスペクト比を大きくしました。
この工法では舵側の剛性の問題から今のところ薄いHTをそのまま採用することが出来ません。
今回はHTではない翼型のテンプレートを用いて削りだしました。
製作は従来通り、厚く作って研磨するだけです。そのあと前後に分断します。
後縁材に最も硬いバルサを用いてください。やわらかいバルサは用いません。

前後二点支持・取り外し式で、シムをかませて安定板の取り付け角をいじれます。リンケージは糸・リターン式。
リブは1.0mmバルサを研磨して0.5mmとして使用。
ネジ穴周囲の挫屈防止加工は簡易化。まち針で上から多数の穴を開けて、瞬間を流すだけにしました。
フィルムはオラライト。このクリアは最も貼りやすいオラライトではないかと思います。

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2009年10月 4日 (日)

FX初飛行完了

091004a 初飛行前に1枚。初飛行前の撮影は縁起が悪いなんて言う人もいますが気にしません。

天候は快晴、風速2~3m/s。ただし土手越えの風。
しっかりアライメントを出して調整に臨んだので、ジャベリンは1投で済まして早速SAL。

091004b 2投目でサーマルに乗ったので高度200mあまりへ。じっくりフライトモードを調整します。

A4FXの主翼はA4Lと同じ平面型を採用しています。翼型と樹脂の量が異なっています。セッティングはA4Lのものを流用しました。エルロンの効きなどが向上していますので舵角やミキシングをいじって納得行くようにします。

運動性は良好です。デジタルサーボを3個搭載していますので、キレのある飛びが可能です。

少しずつ力を入れ、5投目でフルパワーを入力してみました。
唯一、垂直尾翼がちぎれる可能性が危惧されましたが、ちぎれても過去に何度も生還していますのであまり心配しません。

高度は…これはあらぽんのA5-2をぶっちぎれるでしょうね。伸びから違いますが見かけの大きさが違います。DL-iにも勝てるかも。
ランチ時に自分で聞こえる音が小さいと思いました。
心配したエルロンリンクのカバーの振動は出ませんでした。

特筆すべきは新たに投入した3ペグ(drei-peg)です。
これは直線状のペグの機構上、リリース時に(上下)ほぼ一点(ずつ)に指の圧力がかかることを抑制するために考案したものです。前面型がうねっているだけでなく、側面型も工夫して指から離れる際に円弧状に指に圧力を分散するようにしています。
このため、このペグは後縁が極めて薄いですが、フィンガーガードが不要です。フルパワーでも痛くありません。こんなにいいとは自分でびっくり。
ただし湿度変化による滑りの差を安定させるため、内側にマスキングテープを貼っています。

091004e 約30分の初飛行を終えました。
性能には大変満足しています。
とにかく高い。そして旋回しやすい。低空でもくるくる回ります。
ひとつの指標にしていたDLA3のランチは超えたことでしょう。
レーザーでの計測が楽しみです。

091004f 調整はほとんど済んでしまいました。

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A4FX補足2

ホーンの補足です。
あのホーンを見て不安に思われた鋭い方がおられることでしょう。
機構上、主翼に埋まる部分の前後長が取りにくいのです。

黒く透けて見えるホーンの前後長では、エルロンをゆがめてしまう可能性が高くなります。

そこで図のようにホーン取り付け部を補強します。

091003p 091003r

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2009年10月 3日 (土)

A4FX補足

先の写真があんまりなので、いくらか撮り直しました。
でもやっぱり半数以上がピンボケでした。

091003g 091003h

091003j

091003k

091003l エルロンのリンケージはこれでおわかりいただけたかと思います。
このように簡単なものです。
現在動作に不満はありませんが、飛ばしてみたらどうなるかはわかりません。
リンケージの出口はいくらか隙間が空いています。前方にバルクヘッドを設けて密閉しても良かったのですが、マンドル・エクストラクターのような効果でキャノピーギャップの抵抗削減が期待できるか?と、そのままにしました。

091003i

メカクラスターです。カーボン調のシュリンクチューブで巻いてあります。
エルロンリンクのカバーもこれです。

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A4FX完成

A4FXがロールアウトしました。
とはいってもA4FXな部分は主翼だけ、他は自作です。

091003a 091003bなぜか新しいカメラのAFの調子が悪く、ことごとくピンボケ。
AFはカーボンの縞々が不得意なのかも、と似たような距離に合わせるなどして撮ってみたのですが。
機体以外の猫とかを撮ってもダメです。
メーカーの窓口、最近廃止されてしまって県内にはないのです。めんどくさー

091003d091003c エルロンは半内装式。ホーンのロッドの先が露出します。
主翼の取り外しは従来の機体と同様に可能で、特段の手数を要しません。
完全内装の手間はただでさえ少ない飛行機会をさらに少なくしかねません。主翼を付けたままというのは邪魔ですし。しかしエルロンリンクはなんとかしてみたい。
こういう要求を満たすべく、胴体とフラッシュサーフェス化したホーン+カバーで処理しました。
工作自体はたいしたことはしていません。

尾翼は取り外しが出来ることを前提としたため、従来方式。
ノーズヘビーの恐れがあったため、構造変更による軽量化をやめました(合計12g)。
垂直尾翼はかなり薄くしたため、若干剛性に不安。タフネスさも要求項目ですので、テストの結果次第では交換します。

091003e 

ここもピンボケです。
先頭に受信機、サーボの後ろに電池(1セルLiPo、500mAh)です。

091003f DLA4-FX

wing span 1490mm
length 1220mm
weight 241g (no ballast)

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2009年9月26日 (土)

ドック入りのついで+FXの状況とか

090925a ●修理その他でDLA4とロングショットの胴体を預かりました。
自宅にあるものと合わせてボディが5本ありますので比較してみます。

上からDLP、ロングショット、DLA4、KiSAL、自作の各ボディです。
※ロングショットはゲルコートを落としてあります。

090925b KiSAL(ただし私はDLA4主翼を載せていました)と自作ボディの比較です。なんだか対照的ですね。

090925c こちらは無印A4と自作ボディ。
A4は剛性確保のためにエラの張ったデザインが特徴です。
エラはリンケージを配するのにも便利です。メカも積みやすくて良い胴体です。
自作は外貼り工法なので寄ると繊維が乱れててかっこわるいです。

090925dFXです。117gの主翼は新Vカットレス方式。
Vカットレスは少なからぬ有力フライヤーが「使うな」と言われているようです。
真似をすると痛い目に遭うのかも知れません。身近なベテランのアドバイスに従ってください。
評判に鑑み、詳細は割愛。

090925e 新方式はこのくらい動きます。今回修理した無印A4(普通の溝式)よりも大きな舵角が取れます。動作も従来より軽くなりました。

ネジ穴はサラビス用に凹ませてあります。ここは力がかかりますのでちゃんとカーボンクロスが入っています。
ネジのハードポイントはサラビスによる割れ対策のため、従来の上下目バルサ方式はそのままでは使えません。

テキストオンリーですが工作手順です。
①主翼側は16φの穴を開け、バルサで同じサイズの柱を削り出します(木目は上下)。
 ①’主翼上面だけカーボンクロスで中央を接いでおきます。
②バルサ柱の周囲にマイクログラスを巻きます(瞬間で)。
③バルサ柱の天面を球状にくりぬきます。
④くりぬいた部分(と周囲)にたっぷり樹脂+フィラー(バルーンとか)を塗って、穴に差し込みます。
⑤硬化後、ネジ穴を開け、上から樹脂部をサラビスに合う形に削ります(繊維分、少し深く)。
⑥穴の上から◆型のカーボンを貼ります。バギングする場合も穴は離型処理した円錐で押さえた方がいいでしょう。
完成。樹脂を二回使うので時間がかかって面倒ですね。私はさらにここから仕上げ樹脂を塗るのですが…。

写真をよく見ると穴の周囲に2プライ目のカーボンが見えます。
なお主翼前縁や胴体のツルテカ仕上げは、塗装じゃなく樹脂です。

●上でも書きましたが、無印DLA4の修理を引き受けました。
だいぶくたびれた感じの機体ですが、元は岡本さん自身が使っていた個体です。
競技に使うのでしょうから、それに耐えるようリフレッシュします。

①まずテールリンケージを新しいものにしました。
古いリンケージを取り去るとなぜかアウターが通っていた穴が埋まってしまったので(アウターは切れずに抜けたのになぜ??)、新しい位置にアウターのアウトレットを開けました。
リンケージはポリイミド+ステンレスです。ステンレス線は鋼線のように癖が付いていません。まっすぐで表面がさらさらした感じがします。実際抵抗も少なく感じます。

さらに新しいカーボンマイクロ+ステンレスは未入荷でした。さらに抵抗が減るらしいです。

②ついでにテールパイプを研磨して前のアウターの接着跡をきれいにし、さらにサンディングして樹脂を塗り、磨いておきました。

③尾翼端等をきれいに整え、フカフカになっていた垂直尾翼スキッド部に樹脂を注入して固めなおします。

④同様に挫屈していた翼端も固めなおします。

⑤前縁の小穴を拾います。

⑥中央が挫屈していた尾翼を修理します。台座も新作しました。

これで終了。樹脂作業が多かったので4日間の作業でした。実際手を動かした時間は2時間ほどですが。
飛ばしてみましたがしゃきっとしました。従来持っていたポテンシャルを取り戻したことでしょう。
新リンケージと台座周りが軽くなったせいで重心が10ミリ近く前に行きましたが、もともとノーズバラストがないので対処不能。テールバラストを積むと尻を振るので、そのまま我慢してください。
60°バンクするとエレベータが足りませんが、そんな条件はあまりないでしょう。

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2009年9月18日 (金)

Pの3:追加比較試験

リターンマッチの申し出がありましたので、DLPとDLA5-2の追加比較です。
晴天、風速2~4m/s、サーマル少という条件です。
今回は穏やかでしたので長い時間併走して比較することが出来ました。

その結果、速度を出そうとするとA5-2に先行を許します。
重いのですが加速や高速性能で劣るのは翼端のテーパーが少ないからでしょうか。
またエルロンリンケージが露出していますが、これも差を生んでいる一因として考えられます。
カバーを自作してやるといいかもしれません。

沈下競争では、速度性能よりも差がつきます。勝負で負けた回は何もできないまま終わるという感じでした。
しかしA5-2について行けないというだけで、良く浮かないと評するほどではありません。必要十分な浮きと言って良いと思います。

旋回性能は重心を見直して(75→78mm)かなり改善しました。
75mmではエルロンディファレンシャルをなくしても巻き込むように感じます。78mm以降がいいでしょう。操縦がぐっと快適になります。
この程度重心を後退させてもエレベータが過敏になることはありません。

失速はわりとコロっときます。しかしスピンには意図しない限り入りません。低空では速度を抜かないように注意し、良く効くブレーキをうまく使いましょう。
細かな旋回による高度調整は必要ありません。

ランチは8割弱まで試しました。前回は強風でしたので一度だけフラッターが出ましたが、今回はありませんでした。

前回に続いて勝負しました。
A5-2はランチを手加減(目測45~50m)、こちらもテストのため手加減(目測40m前後)。

結果です(私-あらぽん)

③-1
③-1
2-3
③-0
0-3

また勝ってしまいました。
機体と高度に差があるので、こちらは常に本気です。最後の瞬間まで、胃が痛くなるほど集中しました。
5ラウンド目は必要ありませんが、あんまりなのでやりました。

なお敗戦当事者は度重なる不祥事を受け、厳しい対応を迫られています。

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2009年9月16日 (水)

Pの2:一緒に飛ばしてみた

090916a

PとDLA5-2を一緒に飛ばしてみました。

風速7~8m/s、ガスト、乱流ありサーマル少という難しい条件の中でのフライトとなりました。
したがいまして同時飛行による詳細な比較は出来ていません。感じた差は私の主観です。

DLA5-2はあらぽんの機体です。バラストを積んで約250g。
HL-1Pは約300g。

ランチですが、Pはテスト中なので抑え気味で35m~40m弱にとどめました。
そのままではDLA5-2と20mほどの差が付きますので、あらぽんにはいくらか手加減してもらいました(それでも常にA5-2が5~10m上)。

さあどれだけ食い下がれるか。

結果(私-あらぽん)

2-3
③-2
③-2
③-0
2-3

勝ってしまいました。

A5-2がどこか悪いのかと触らせてもらいましたが、そんなことはありません。良く飛びます。浮きも走りも(当然ランチも)A5-2が勝っています。

Pは沈下性能も高速性能も操縦の容易さもA5-2には一歩譲ります。
しかしランチは素直ですし、ブレーキは良く効くので安全な着陸進入が可能です。これは機体を損傷する可能性を減らす意味でとても重要です。
性能が競技用機に及ばないと言っても、今回のように上級機フライヤーに一泡吹かせることは十分に可能です。

ところで、今回の負けっぷりはもはや不祥事ですよあらぽん。
こちらが低いのですから、今回の負けは全て逆転です。
理解して精進してください。

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2009年9月 9日 (水)

Pの1

P090901 珍しく予告通りに、第1回インプレをお届けします。

DLPと聞いていたんですがホムペではHL-1Pになっていますね。
どっちなんでしょう。

さておき、クラフトるうむで扱う輸入ARFのDLGです。
DLG入門者~スポーツフライトに向く機体ではないかと思います。
完成度は85%といったところです。競技用機ほどではないですが製作にはやや時間を要します。
しかし要求される工作技量はどうということはありません。

機体構成は、
主翼はJISIIIグレード相当のコアにグラス貼り、スパー部、前後縁、翼端にカーボン補強。
キットは2分割状態で、翼根エンドにバルサリブが入っています。この方式は上反角調整がやりやすいです。
胴体はグラス+カーボンロービングで、大変きれいです。テールパイプの品質もかなり良いものです。
尾翼はバルサ製。とても貼りやすいフィルムが同梱されています。
小物も入っています。

製作ですが、標準はサーボを主翼に搭載するとなっています。今回もそうしました。
主翼のサーボ搭載穴は要加工ですから、サーボは胴体に搭載してしまってもよいでしょう。
ただしエルロンの翼根エンドが若干中央から翼端寄りに離れていますので、これを胴体側に寄せる改造をしたくなる人もいることでしょう。
サーボを胴体に積む場合、付属エルロンロッドは届かなくなりますので別に購入してください。ガイドパイプも必要になります。

尾翼のリンケージはクラフトるうむで扱っているステンレス線とチューブを別に買いましょう。この線は何しろまっすぐですし錆びません。付属のピアノ線はちょっと使うのにためらわれます。

ペグを後端に付けたい場合は翼端をカーボンクロスで補強してください。
製作には低粘度エポキシ樹脂が必須です。

特筆すべきは付属フィルムの品質の良さです。貼りやすいフィルムです。
安定板と動翼をまとめて貼り、フィルムをヒンジとして利用します。

製作自体に特筆すべき点はありません。

さてフライトです。テストが夕刻の短時間しかできていませんので第一印象です。
まだ重心やディファレンシャルなども決まっていません。
9gサーボ4コと500mAhのリポ1セル(+ノーズバラスト18g)で300gぐらいでしょうか。
ランチは長いテールのせいか素直な挙動です。今日は時間が無く60%までしか試せませんでした。35mぐらいでしょうか。
自律安定は良好。速度の乗りは少し鈍いようです。
旋回維持は楽です。
切りっぱなしのエルロンですのでエルロンは良く効きますし、ブレーキも良く効かせられます。

リーズナブルな価格設定の機体ですが、品質、性能は一定以上と言って良いでしょう。
後日あらぽんのA5-2、あるいは私のFXと性能比較を行います。

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2009年9月 8日 (火)

PとかFXとか

どのデジカメにしようか吟味中。

Pが完成しました。近日味見をしますのでお待ち下さい。

FXは胴体ポッドが完成。
雄型(2号)完成段階でなにやら不安になって計測したところ、(またも)容量不足が判明。
サーボをサイズダウンするのはいやなので、しかたなく外貼りに切り替えて製作しました。
出来はまあまあ…。
補強ロービングが多く入ったので21gになりました。

ところで私は翼受けをパイプに完全に依存する方法があまり好きではありません。
これはかつてマイクロ機で何度も用いた経験からです。

パイプに翼受けを直づけすると、ネジとネジの間も連続的にたわむのです。
この結果、ポッドマウントの場合よりも大きく尾翼が振れてしまうことが多いのです(これは同じパイプの同じ部位を使って実験しました。マイクロDLGですが。ポッドの剛性にも依存します。)。
ここを補強したパイプもありますので一括はできませんけれど。

ネジとネジの間のたわみをなくすため中間に第3のネジを設置すると、パイプが後ろのネジで折れることがあります。
パイプ直づけは応力をうまく分散しきれないと思うのです。

そこで私は当初よりパイプを出来るだけ長く胴体に引き入れ(といっても前ネジまでは行かないよう)、パイプ前端をバルサで(ラジアルに)胴体に固定する方式を用いました(木目もラジアル方向)。
こうすると、パイプよりも直径の大きい胴体の剛性を生かしつつ、応力を穏やかに胴体に伝えることが出来るように思えます。

結果は今までに一応示せている気がしますがどうでしょう。
もちろん、樹脂で埋めてしまうよりもはるかに軽量です。
なお、ポッドとパイプの接着剤は一貫して瞬間です。

さて、以上の話は過去のものになりそうです。
ほとんどたわまないほどの強度を持つパイプが出回っているからです。

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2009年8月21日 (金)

HL-1DLi

090820a市川町にて愛ちゃんことDLiを味見して来ました。
ハンドランチを飛ばすのは前回ここに来て以来、なんと2ヶ月ぶりです。

私は機体がありませんので、DLiと同行したあらぽんのA5-2を交互に借りました。
岡本さんとの勝負は2セットダウン。さすがになまっています。また心身共に充実しているときに勝負してください。

iはイノベーションのiです。長く続いたアドバンスのAと決別したようです。

090820c さてDLi(260g)のインプレです。
まずはランチ高度。
私とあらぽんがともに60mを記録しました(Nikonレーザー測距儀で水平飛行時に実測)。
一方A5-2(240g)は52m前後、最高54~55mです。DLiはA5-2を寄せ付けません。
写真は最高のランチが出来たときの数値ではありません。なお高度に目線の高さ(1.5m程度)を加えてください。

090820b DLiの旋回はラダーの必要量が少なく、気持ちよく回ります。カクカクすることがありません。

おいしい速度レンジが広いため、当初は「はっきりしない機体」という印象を受けました。
そこでA5-2を飛ばすと、おいしいレンジが狭く感じます。DLiは速度に気を遣わずダラダラ飛ばしてもあまり沈下していません。
これは怠け者にはいい!

後から気づいたのですが、実に扱いやすいのです。気になったのはむしろ慣れないSD-10Gのホールド感だけで、機体の方はいきなり自分のもののように扱えていました。
とんがってないところがすごい機体です。
高速ローパスしてもらいましたが、風切り音はすごく小さかったです。

重量は30gほど軽量化が可能ということでした。
ただし生産は未定ということです。

(ところであらぽんはもっと精進してください。)

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2009年8月18日 (火)

近況

RCの方はすっかりご無沙汰しています。近況です。

現在シーズンオフでまるっきり飛ばしていません。
現在の稼働機はF3JスープラとマイクロDLGの2機だけです。

部屋の整理中にDC-9の前輪がもげたので、可動式に改造中。

090818bDLA4FXは主翼の樹脂盛り+研磨を経て補正作業がほぼ終わり、カーボン部分は鏡面仕上げに近くなってきました。
接合作業ですが、上反角をどうするか大変悩んでいます。

バルサ尾翼は重量で直貼りに対する再逆転を目指して試作しています。
従来も計算上は軽く作ることが可能でしたが、実際組立てると想定より多く接着剤を吸います。
今回これを抑制する策をひねりだし、接着剤を最小化できました。
ただ、直貼り尾翼にもさらなる軽量化策がありますので、将来また逆転されるかもしれません。

090818a 胴体はオス型第2号の仕上げ中。

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2009年7月 5日 (日)

糸リンクの2

<注意>
糸とロッドの長短をまとめて、自分にとっての現状の結論をメモしてみました。
現在、HL-1を使用している人で糸リンクを採用しているのは(知っている限り)私だけで、今や私の影響を少なからず受けたあらぽんのDLA5-2もロッドリンクです。
糸リンクは完全に淘汰されつつあります。

今回はロッドと糸の両方式の工作性を度外視し、完成状態について述べます。

ヨシダ氏がランチでエレベータのロッドが曲がったということをブログに書いておられましたが、これに類する事例は昨年に私の身近でも起きています。
私が目にした例はラダーでしたが、ロッドが終点付近でたわみ、ホーン穴から外れて激しいフラッターを起こしました。リンケージのやり直しを要していました。

細い鋼線を90°に曲げてホーン穴に差す形式のロッドでは、原理的に穴とロッドがインラインになりません。必ずわずかにこじる形となって、プッシュでもプルでもわずかなたわみを生むことになります(特にロッド露出部)。
※エルロンでも同じ型式ならば同様ですが、ロッドの太さが違いますので以下の点は単純には比較できないと思います。

毎回こじった結果細いロッドに疲労がたまったり、あるいは風速が大きいなどして大きな外部入力が生じるなどすれば、ロッドはランチで曲がり得ます。またパイプエンドのスロープ等の施工不良で完成時から曲がっている場合もありえます。
ロッドが曲がり始めればランチや操舵でロッドが抜けたり舵が逃げたりすることになりかねません。

以上の原因分析が正しいかはさておくとしても、糸リンクではこのような問題は生じる余地がありません(※トーションバー+糸片引きは実用性に疑問があると考えるため、ここでは除きます)。

さて、舵への外部入力に対する点をもう少し考えてみます。
ロッドではプッシュ方向の外部入力に対しては(とくに露出部の)ロッドの剛性、およびガイドパイプの接着強度で耐えるという構造になっています。
ここで外力は、細いロッドを(軸線からずれて)押す、またロッドより太いパイプの中でわずかとはいえうねったロッドを押すという形になってしまう点に弱点があると考えます。

一方糸では(フリクションを度外視すれば)サーボが両方向とも直接舵を支えて外部入力に抗する形になります。

もちろん、このようなロッドのデメリットも選択の要素のひとつに過ぎません。
糸にもたとえば肝心のプル動作中に抵抗が大きくなる点など、多くのデメリットは存在します。これが舵の残りを生むので耐え難いと考える向きには反論できません。
総合的に判断して選択すべきものです。

さて私の主観では、糸リンクの致命的欠点というものはいまだ認識していません。
一方、上に挙げたロッドの欠点は私に言わせればかなり重大なものです。
とくに、身近なパワーランチャー2名に起きた事象は重要視するほかなく、その結果ロッドの上記欠点は重大と判断するほかありません。
一方で糸は少なくともDLG時代になって以降、使用中にトラブルを生じたことがありません。

こういう次第で、今まで通り当面自分用のフルサイズ機の尾翼には糸リンクを継続して使用していきます。
異論反論はおありでしょうが、私の中では実績の差で判断する段階にあります。

※ロッドであっても動作方向に変換を加えたものなど、上記の欠点がそのまま当てはまらない方式はもちろん別論です。例としてグラスフリューゲル式のラダードライブなど。

なお性能差はいまだ判断を下すに至っていません。
糸リンクはホーンが抵抗となり、逆にロッドリンクは内装しなければアウターが抵抗になると思われます。
アウターはまっすぐ貼れば抵抗にならないというわけではありません。
テールパイプ部分の気流はまっすぐ機軸方向に流れるのではなく、テールパイプの周りを正面から見ていずれかの方向に回転しながら流れます(このため尾翼に当たる気流は均等ではなく、ラダーの効きは常に左右に差が生じます)。したがってまっすぐ貼ったアウターでも抵抗源となるのです。
テールパイプ断面型も滑らかに保つに越したことはないのです。

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2009年7月 1日 (水)

A4FX進んでいません

ようやく作業環境が整ってきました。
主翼を接合できるスペースが生まれました。

現在主翼の翼型の補正と平滑化作業をぼちぼち進めています。
この作業は樹脂を塗って磨いてを5回以上繰り返します。
そのほか胴体の雄型を制作中。
それ以外の進展はありません。

そんなのんびり作ってて競技に間に合うのか!って言われそうですが。
実は7月18日は所用で東京、名古屋に出かける予定なので競技に参加できません。
そういうわけでのんびり作ります。
ついでにお台場で例のものを見たいな~

なお今回は主翼とパイプだけ買ってきたのでその他の部分は自作します。

搭載予定のメカ
・デジタルサーボ×4
・リポ500mAh

採用予定
・新型ランチデバイス
・エルロンホーンをどうにかする
・尾翼糸リンケージはラダー、エレベータともリターン式にしたい

検討中
・サンワ2.4GHz

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2009年6月23日 (火)

フィールドで簡易なチェック

あまりないことですが…
フィールドでふと取付角に疑問が生じたときに一応の目安となるチェック方法です。
経験の少ない方の新造機を初飛行前にチェックすることになった場合などに使えるかもしれません。

一応AG4X系に限ります。

①まずフラップのニュートラルを出します。

②手を伸ばすなどして主翼を前から見ます。

③A:主翼の前縁(の先端)、B:主翼上面の地平線(みかけの上端)、C:下端(フラップの端)に着目します。

④機体を前後に傾けて、あるいは頭を上下に動かして、「AB:前縁から地平線までの距離」と「AC:前縁から下端への距離」が等しく見える角度が、「だいたい目線に対して主翼基準線が1.5°ぐらい」の状態になります。

⑤この状態でテールパイプの角度や尾翼をチェックしてみてください。

(この目線とゼロトリムの水平尾翼が平行で、かつ重心が常識的ならまず初飛行でおかしな挙動はしない、と思っています)

※目線からパイプや尾翼が上下にずれている場合は注意が必要です。

あくまで一応の目安にすぎません。
フライングテール機のチェックには特に便利かも?

雑な方法ですが、利点はあまり乱視に影響されないことです。
私は乱視がありますので、わずかな角度について自分の目は全く信用できないのです。

保証の限りではありませんのでご注意を。

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2009年6月17日 (水)

写真は後ほど(写真追加)


クラフトるうむ滑空場にて3抜け競争(最下位3回で敗退)を行いました。

D7911deb




<参加者、使用機>
岡本     A5-2(?g)、A5-2改?(?g)、A4FX(260g)
ウエノ    A5-2(194g、バラスト込み210g)
あらぽん  A5-2(220g)

A520617 Fx0617

A5-2(左)、A4FX(右)


<成績(ラウンド)>
岡本  2
ウエノ 2
※あらぽんは4ラウンドとも最初に敗退

梅雨ですが晴れ、風向は北のち南。微風~5m/s。
サーマルは少なく、小さく、弱い。
ドローわずか1回という、見た目よりも厳しい条件での戦いでした。

あらぽんは昨日完成したばかりの最新鋭機DLA5-2を駆り、開始1投目はトップ。
今日は終始ランチで最も高い位置にいたものの、結局4ラウンドとも最下位に沈みました。
機体性能は互角だったと言えます。純粋に技量の差で敗れたということになります。
ただ事実上今年初フライトだったことを考えれば上出来かもしれません。決して蚊帳の外ではありませんでした。

私は微風の1ラウンド目はノーバラスト。軽量を生かして小さなサーマルをつかまえ、なんとか勝利。
2ラウンド目以降は風に対応してハーフバラストを搭載しました。
しかしA4FXの脚を生かした大きな飛行について行けず2、3ラウンドは敗退。
4ラウンド目はリーチがかかった状況からまたも低空の小さなサーマルをつかんで逆転し、辛くも2-2の引き分けに持ち込みました。
このときはサーマルコアがあまりに小さいために60°ほどのバンクを維持し、フラップが足りずブレーキも使いました(ブレーキと言っても20㎜しか下がりません)。

言い訳をすれば2ラウンド目は汗で溶けた日焼け止めが目に入ったため、終始片目で飛ばす羽目になりました。反省。

岡本さんは機材トラブルで最適の機材を使えず1ラウンドを落としました。
2、3ラウンドはA4FXの特性を生かした飛びで快勝。
しかし4ラウンド最終投で引き分けを許した上、屈辱の池ポチャを喫しました。

久しぶりの飛行で、わりと納得いく飛行ができました。
最後の飛行機会にすばらしい性能を示してくれたA5-2はそのまま売却。
代わりにA4FXのキットを迎え、現在飛行可能なDLGはなくなりました。


高度競争(ニコン製レーザー測距儀を使用)

あらぽん 58m(A5-2ウエノ機;プロポ無し投擲のみ)
ウエノ   53m(A5-2ウエノ機;プロポ込み)
岡本    48m(A4FX)

代投モードのあらぽんの無敵ぶりがすごい(笑)
彼に投げてもらう方は分解を覚悟してくださいね。
私がただひとり、機体を壊されるかもと恐れる男です。


写真は後ほどあらぽんにもらって掲載する予定です。

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2009年3月24日 (火)

糸リンク

どうして糸リンクを使い続けるのか、糸派の主張を述べておきます。
もとより主観に基づく文章なのでフェアでない点はご了承下さい。

※DLGにおける糸リンクは淘汰されつつある少数派です。
私は多数派には総合的に少数派よりマシだと言える理由が必ずあると思います。ですので、これを読んで変な影響を受けないようご注意下さい。

糸を使い続けるのは、①軽いから、②楽だから、③現状の糸からわざわざ替える必要性が見あたらないから、というのが主な理由です。

①重量はターンポイント等の特有パーツを含めても無視しうるレベルです。これは軽量化著しい昨今の機体にあっては極めて重要です。後部を軽量化すればその数倍の重量を機首から取り除けるからです。

②楽というのは、工作や特性に慣れているからです。
慣れを要するというふうに裏を返せばデメリットになります。

③替える必要がないというのは、ロッドの機体を飛ばしても明確な良さを感じないのです。ただし職人が完璧に作ったロッドリンクの機体は飛ばしたことがありません。その点フェアじゃないですが。

一方、少ない経験の限りではロッドリンクを正確に作るのはかなり面倒に感じます。
サーボの搭載位置の上下まで考慮しつつ、パーツの上に沿ってできるだけ直線にリンクするというのは実に厳しい課題です(私の工作技量では相当がんばっても動作に不満を感じます)。それに比べれば糸は「空間」を通してしまえるので、考えることが少ないのです。

ロッドリンクをして「DLGに関しては最も優れた方法」というようなことを書く人がいるようですが、少なくとも私にとっては現時点では賛同できないわけです。

そのほかの理由も考えてみました。
糸は錆びません。また「遠距離かつ細いワイヤーに依存したプッシュ動作」、という(両動作方向の)不均衡かつ不確実な要素がありません。
さらに、空力的にバランスしていない舵面(ことにコード長のあるラダー)にテンションをかけることでフラッター防止に役立ちます。
慣れれば現場でリンケージのやり直しが出来ます。
たとえばパイプに触れてアウターが外れるというトラブル要素もありません。

しかし糸にはデメリットがあることもたしかです。これを正確に把握して慎重に避ける必要はあります。
主なデメリットとしては①フリクションを増やす要素が多い、②ゆるみの危険、③潜在的占有体積(通る場所)が大きい、④サーボを選ぶ、などが挙げられます。

①フリクション対策としてはまず、PE糸をよく選ぶことが必要です。ブランドが多いので具体的にどれがよいとは申し上げられませんが。
糸は出来るだけ絡まないようにするために、まずリーダー糸を一本通しておき、これで必要な数の糸をまとめて引っ張って通します。一本ずつ通す必要がある場合はすでに通した糸をぴんと張ってテープで止めておき、他の糸を通す際にできるだけパイプ内で絡まないようにします。

また、糸のアウトレット穴をきれいに整えることが必要です。折ったペーパーを鋭角三角形に切り、穴に差し込んできれいにやすって下さい。
あるいはアウトレットにテフロンチューブを使っても重量的には無視できるでしょう。

②サーボ側ホーンはクリンチノットできつく結び、瞬間で固めます。そのあと、自由に結び目が動くようにしてやります。

サーボホーンを削り、ホーンを振っても糸の長さが変わらないようにするのもゆるみ防止に効果的です(糸が動く範囲で、穴からホーン外周までの距離をそろえる)。最近はこの方法を用いています。

舵側ホーンを結ぶ場合はテンションをかける必要があります。サブトリムによる調整が少なくなるように結ぶにはいくらか練習が必要ですが、テンションをかけるときは糸を一回結んだ後に結び目をペンチでつぶすのがコツです。
そこにわずかな瞬間を流してからさらに二回縛ります。

糸は初期伸びで一度だけ伸びます。次の日テンションをチェックして、たるんでいたらやりなおしです(サブトリムをゼロに戻して、長い一本だけやり直せばよいです)。このとき、今ついている糸を使って新しい糸をパイプに導入してください。

慣れれば数年間たるまないリンクをすることが可能です。

③はどうしようもありません。バラストボックスを作るときは考慮を要します。
糸を逃がしたい部分にパイプに通しても良いですが、リンケージのやり直しで苦労する可能性もありますのでご注意下さい。

ところで、糸リンクはサーボホーンが両側に出て抵抗が大きい、かっこわるいという話も聞きました。
わたしはエレベータについてはリターン式片側ホーンを用いていますので、エレベータに関してはこの批判は当たりません。
多くのDLGの水平尾翼は機軸から上下方向にオフセットされていますので、遠い側のホーンへ通ずる糸はテールパイプから大きな角度で曲がることになります。
リターン式片側ホーンはこれを防ぐ狙いもあります。ただし、ターンポイントをうまく作らないとかえって無視できないフリクションを生じます。

ラダーはたしかに現在のところ両側ホーンです。

しかし、実は「ラダー動翼をパイプ後端より後方に配しても」、糸両引きのまま片側ホーンとする方法はあります。
こうするとヒンジと反対側にホーンを置くことでホーンを短くできます。ただ、テンションをかけることによるフラッターの防止というメリットは得られません。
わたしのF3Jスープラはこの方法を使っています。糸のメリットが減殺されてしまう難点があるため、現在DLGには採用していません。

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2009年3月15日 (日)

よくおぼえていない

覚えていないのはスコアのことです。

今シーズン開幕戦です。
数日前に少し飛ばしただけで長いブランク、などという言い訳は通じません。
岡本さん(A4FX)、ヨシダさん(A4)、西川コーチ親子(A5-2)を相手に戦って参りました。

晴天、風速は平均5m/s、ガストは10m/s程度あり、帰ってこれないフライトも散見されました。
はっきり言ってA5-2には厳しい条件で、主にA4の出番となりました。

スコアは覚えていませんがいつものような大敗はしていないはずです。
ただし岡本さんとヨシダさんに負けたことは確かです。

DLA4FXとの対戦&味見もしてきました。

インプレですが、高い、速い、良く浮く。しかも操縦性が抜群。
絶対壊れないからフルパワーで投げていいよ、と言われたのでそれではと100%をかけてみました。
とんでもない高さです。これは1機ほしい。しかし現在調達計画がありません。

わたくしごとですが、かつてのように競技で出場者中最高高度を狙えると感じました。

軽く投げても相当上がる、というA5-2とは違います。
軽量級でない機体を力一杯ブン投げて飛び抜ける、その爽快感を久しぶりに味わいました。
しかも、これまで中量級の機体が軽量級に対して味わってきた弱みをカバーできそうな浮きと脚の長さを持っています。

軽い機体に有利な条件はありませんでしたので、そういう場面での評価はこれからです。
しかし今日の条件下では、集まった中で最も優れた機体だったでしょう。

操縦が非常に容易だった点も特筆しておきます。
これは軽量サーボで軽量化する必要がないため、4サーボを全て9g級デジタルとしていることも影響しています。
注文再開後はA5-2が一番人気ということですが、ランチに自信のある方にはFXをお勧めしておきます。
もっとも幅広い条件で楽しめる機体ではないかと思います。

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2009年3月12日 (木)

改修後

改修の成果です。
日没後、気温がぐっと下がりしかも強風。悪条件をおしてテストです。

DLA5-2

空力改善の効果はわかりませんでした。

12gバラストは良好。ベストと見込んだ210gは切っていますが通常はこれでOKでしょう。

37gバラストは×。何がいけないって、フィンガーガードを使っているのに指が痛くて強く投げられません。
無理に力を入れると板ペグが指に食い込んで離れず、ランチで左へGo。
力を入れられないためランチが上がりません。
そもそもの問題は板ペグです。今後フルサイズ機ではボツとします。

私のランチのセオリーでは最終段階で機体を強く左翼端方向に引くため、そのまま瞬間的にリリースするためにはペグ後縁に大きなRが必要なのです(ペグを前から見て「3」に近づけることで「接地圧」を下げられれば、薄いペグにも可能性はあります)。

気に入らないのですがペグはカーボンピンで深く固定されていて、どう考えても交換不可です。
大きいバラストを生かすにはペグを生かしたまま改造するほかありません。さあ頭が痛い。

DLA4

こちらは空力改善が効いたようで、重量増は3gほどですが足が速くなったことを実感しました。
根本的な改善にはポッドを作り直すしかないのですが、時間がないのでこれでよしとしておきます。

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改修中

1ヶ月以上飛ばしていませんが、ぼちぼちとDLA5-2とDLA4の改修を始めました。
ようやく今シーズンの開幕というところです。
ただしランチャーは腰痛のため2軍スタートです。

DLA5-2は最適重量と思われる210g以上を標準状態とするための改修を行いました。まずバラストボックスをカーボン製にしました。バルサ製グラス巻きでは一定以上のバラストに耐えられず壊れてしまうのです。
わたしのDLA5-2は糸リンクの機体ゆえ、バラストボックスは糸を阻害しない形にする必要があります。
以前に写真を載せた個体(ロッドリンクのもの)のようにカーボンパイプを縦に接着という安易なことは出来ません。
そこで楕円形バルサを離型処理し、カーボンを巻いて釜に投入しました。
なおこの場合ブルーフォームなどは使えません。釜の熱でやられてしまうためです。

容量的には最大70gのバラストが入りますが、おそらく機体が破壊します。
最大バラストは容量の半分程度の37gに制限しました。それ以上の条件は頑丈なDLA4が担えばいいでしょう。
普段は12gのバラストを載せて飛ばし、無風の時だけノーバラとすることにしました。

同時に簡単な翼胴フェアリングも作って空力の改善を目指しました。

DLA4の方は、最大の抵抗源と思われる主翼マウント付近にフェアリングを設け、その中をバラストボックスとしました。

近く、今年始めてとなる兵庫県に赴いてテストしてきます。
新オールラウンダーのA4FXがデビューしているらしいので、そちらとの対戦も楽しみです。

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