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2017年1月24日 (火)

Bravo F3K

頼まれのもののBravo F3Kを組み立てています。2年ぶりのBravoです。

Bravoという機体はいくらか複雑な来歴を持っています。
3カ国のモデラーによるプロジェクトが始まったのが2006年の終盤ですから、10年の歴史を持つモデルです。
元来、SG2をCNC機材を用いて完璧に再現しようというプロジェクトでした。しかしプロジェクトチームから最適化のための問い合わせを受けたドレラ博士は新設計の主翼デザインを提供します。
大面積の機体が流行する中で、時代を先取りしたハイアスペクト比、20dm^2の主翼が与えられました。翼型はAG455, 46, 465, 47の4種類です。
平面型は振り抜きを速くすることを意図してデザインされたようです。

完成した主翼ネガティブモールドは製作を希望するモデラーに貸し出されました。

Bravo2
(初期レンダリング)

やがて胴体をセットされた販売型はポーランドの有力モデラーが生産し、東欧を中心に競技会で活躍します。

Bravo
(ポーランドでの生産型)

しかし生産を担っていたモデラーは交通事故で逝去。
その後同じネガティブ型かどうかはわかりませんが、チェコのモデラーが主翼の生産を開始します。当初は他モデルの胴体を流用していました。

チェコ型は後に主翼の上に乗る新設計の胴体と尾翼を得て最新型となり、現在に至っています。

上に見たとおり、Bravoは現行機のなかでおそらく最も長い生産歴を持つモデルです。
元来卓越したランチ性能を誇っており、最新の製法で硬い主翼と胴体を得た最新モデルはトップレベルのランチ性能を有します。

翼型は最新ではありません。SG2系列直系の究極と言える機体ですが、近年重要視される高速領域に限界があることは現生産者も認めるところです。

その点さえ除けば、現在でも一流の機体です。

軽いバージョンを可能な限り軽く製作することをおすすめします。

※チェコ型と別のモデラーは上反角を減らしたバージョンのネガティブ型を持っているそうですが、生産例は確認されていません。

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