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2013年4月14日 (日)

残念バラスト(追記)

トート2号機が好調ですが今日は風があるので、出かける前に急造バラストシステムを作ってやりました。

残念な出来なので笑われそうなのですが、私のようなめんどくさがりの人のお役に立てれば。
Dsc01775 キャノピー中央上の黒い●がそれです。
Dsc01774 この黒いのは半分だけ収縮させたヒシチューブ製のキャップなのです。バラストが上下に暴れるのを押さえますが、はっきり言ってほとんど意味はありません。
Dsc01777 Dsc01778 キャップを抜いて、その下からバラストを抜きます。

Dsc01779 Dsc01780 2セット入っていました。
使わない太めの鋼線を束ねただけの簡単バラスト。
2本で20gです。20gあれば一応効果はありますよ。
バラストが刺さっている棒はカーボンで、長さはちょうどキャノピーに当たるぐらいです。
常にキャノピーに当たる必要はなく、要は背面でも抜けなければいいんです。キャップがキャノピーに当たってればいいわけですね。

以上簡単すぎて馬鹿馬鹿しいバラストのようなものでした。
※競技に出る人はちゃんと重心付近にマスの集中する良いバラストを作ってくださいね。
こういう前後に長い手抜きものを使うとイナーシャが増えてランチが悪くなるかも知れません。

(追記)
バラストの後方が動くんじゃないのと思われる方がいるでしょうが、たしかにカタカタと動きます。
しかし問題は生じていません。
胴体内部はコネクタを受けるバルサで左右に仕切られていますので、大きく動くことはないのです。
地上で振り回しましたが糸と干渉するトラブルも特にないようです。
気になる人はバラスト用のスリーブパイプを機内に設置してください。

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2013年4月 8日 (月)

Thowt2号機

Dsc01653Dsc01655Dsc01649 Dsc01651(裏面写真は付着した皮脂が光って汚れて見えていますが表面はなめらかです)

嫁入りした1号機に変わる2号機が完成しました。272gとなりました(うち主翼140gちょうど、ノーズバラスト20g)。

ThowtおよびIsisはDLG入門に最適だと思います(「空モノ入門」としては不可です)。
いずれもチェコ最高の競技フライヤーがデザインし生産しているもので、入門から競技まで幅広く対応しています。
安価ですが安っぽさはなく、見た目が美しく目を楽しませてくれます。
また最新の翼型を備え、競技に使うのに十分な性能を持っています。
ただハードランチャーのフルランチには対応しません(現在高度計49mまで問題なし)。

製作面では、今後自分で高級機にメカ積みするために必要な「DLGの文法」を全て体験できます。
直貼りはシャーレよりも修理が格段に容易ですので、コンポジット機の修理スキルを身につけられるという点でも最適です。
既に日本に入ってきているようなので、製作している方もいると思います。
少しtipsを書いておきます。

★安価でシンプルなグラス直貼り機です。特に凝った製作スキルを用いる必要はないでしょう。
先代にあたるIsisはポッドアンドブームになっているのと翼型が違うだけですので、ほぼ同様だと思います。
以下に守るべき点を挙げておきます。

.まずエルロンリンケージの方式を決めます。
メーカーの意図はボトムドライブ(サーボホーン下向き→エルロンホーン下面)です。
トップドライブはエルロンホーン突出が若干短くなりますが、そもそもエルロンの最厚部がわずかに3ミリ程度しかないのでうま味はほとんどありません。
Dsc01658

.エルロンサーボは主翼に積みます。エルロンは全てグラスで出来ていますが(エルロン部は1プライ多いようです)、主翼に搭載すれば45m前後のランチでも耐えます。
※追記:高度計を積んだら現在49mまでフラッターに耐えているようです。それ以上は未試験。
サーボ搭載部は3プライ目の範囲内の一番外側にします(3プライ目は大きな丸い輪郭がうっすらと見えます)。
エルロンホーンの位置は主翼中央から左右に各70㎜程度離れることになります。
サーボ搭載位置はカーボン補強の後ろです。サーボ搭載位置は見かけ上かなり後方に見えますが、サーボの後ろ端あたり(85~89㎜)が重心になります。重心位置はすごく後ろに見えますが問題ありません。
搭載方向はヒンジラインからアームが直角になるようにしてください。
Thowtのサーボ搭載部の厚みは8㎜程度しかありません。飛び出さないようにしたければサーボはD47かHS-35系など薄いものになります。もっとも、入門機としてはサーボがはみ出てもあまり気にしなくて良いかと思いますが。
Dsc01623

.各ホーンは前後に長く使います。前後長は決して短くしないでください。これもフラッターを押さえるためです。
ホーンは反対側スキンに接するように接着します。
Dsc01580 このように整形はしても良いですが、前後は短くしないように。

.エルロンの厚みは翼根でも3㎜ぐらいしかありませんので、ホーンの突出を短く押さえようとしても無駄ですし危険です。アームの長さはヒンジからきちんと10㎜前後確保してください。
どのみちホーンは大きく突出するので、トップドライブにこだわる必要性はあまりありませんが、トップドライブとすればアームの抵抗を削減できた気分になれますし、工作スキルも付いてきます。
ホーン穴はトップドライブではヒンジラインから前に3~5㎜、ボトムドライブでは後ろに来るようにします。

.エルロンサーボのリード穴あけがやや面倒です。表面から掘って埋め戻すのもありです。そうやっても強度や性能にはほとんど影響しません。
わたしはピアノ線で仮穴を開けた後に熱した鋼線を通しましたが、熱でコアが大きく失われると強度を損ねますので要注意。

.ラダーのトーションバーが飛び出して困る場合はギャップシールで押さえてください。
ギャップシールはヒンジテープを定規からはみ出すように貼って、そこにベビーパウダーをまぶして作ります。
なおトーションバーは「コの字」式ではなく「ダブルL字」式がおすすめです。

.尾翼リンケージは両糸として軽くするのが良いでしょう。270g台で仕上がれば上出来です。飛ばした感じ、290g前後が一番おいしく感じます。
軽ければランチがいくぶん楽ですが、あまりこだわらなくても良いと思います。

.ペグはヒンジラインより前方に取付けます。主翼が薄いためです。
この機体はエルロンが端の方までありますが、ブレーキ全開のままペグキャッチするとときに極薄のとがったエルロンが指に刺さって痛い目に遭います。

※ この機体は主翼中央を接合するグラスの上に透明テープが貼ったままになっていますが、はがさないでそのまま使用してください。

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2013年4月 1日 (月)

ペグ前傾説

ブレード状ペグが使われはじめて長くなります。むしろ今はペグでなくランチブレードなどと呼ばれますね。

私が棒ペグの前方に板状フィレットを付けてグラスで巻き始めたのはRadinaのころで、2002年にはその写真があります。
ブレードには棒では得られない恩恵があるのです。
その後シーガルペグが登場しましたが、そうなっていないものも多くあります。指やリリースは個性がありますので、好みで選べばよいでしょう。
最近の私のペグ後端には前傾がつけられています。上側が少し前に出ているわけです。
これは高速度撮影と自分の感覚、それにタコや血豆の位置から、「フルパワーでのランチ時に手のひらは正面ではなくやや下を向く」ことがわかったからです。少なくとも私自身に限っては。

わたしは段差ペグを支持していないのですが、それがなぜなのかを探っていてこのような形状に至りました。
現在のところ満足しています。

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