2012年10月30日 (火)
2012年10月28日 (日)
さすがの浮き!2
昨日の機体ですが、英West wingsブランドのトーインググライダーAmethystです。
改造後の寸法は、スパン1362mm、全長819mmです。
簡単なレビューを書いておきます。
キットはCNC加工されたリブや側板が含まれますが、一部バルサにプリントされただけの材料もあります。ただこの材料は胴枠(FFなので前後貫通のない胴枠)や三角ガセットなので、RC化の際にはあまり使いません。
レーザーカットではなくドリルで加工されていますので、(素材側からみて)90度の角は出ていますが270度の角は丸く残っています。場合によってはナイフで角を出してやります。
NC加工とはいえ精度はすごく良いわけではなく、リブは1枚1枚修正が必要です。
またバルサはケバだったぱさぱさのもので、リブを抜く前に表面をサンディングボードでさっとやすってやると良いでしょう。
アンダーキャンバーをうまく形成するためにリブには脚がついており、便利です。
後縁材は厚いので、接着前にやすって薄くしますが、これが一番大変な作業です。
RC化には胴枠を作り直す作業が必要です。
翼端は追加しています。
切りっぱなしの形状が気に入らないのと、中央上反角を追加して投影スパンが減ったのを補おうと考えました。
翼端材は木目を45度方向(トーイン方向)としています。こうすることで最翼端のアンダーキャンバーを消すことが出来ます(アンダーキャンバーは45度位相をずらして後縁ラインのカーブとして表れます)。
※スパン方向の木目で後退角のついた翼端を作ると、最端がねじり「上げ」になって抵抗を増やしてしまうのを防ぐためです。
海外のフォーラムでは、「ショックコードで引っ張るには主翼が弱い」と言われています。
説明書にも「競技で使いたいならスパーをスプルース材で置き換えるように」と書かれています。
スパーはバルサ角材3本で形成されていますが前後に離れているのでウェブ材は追加できません。
電動が一番向いているでしょう。
キットを素材と割り切れて製作が好きなビルダーにお勧めしておきます。
安いからと言って安易に手を出すと苦労しますよ。良い経験になると思いますが。
なおこの会社のキットは、私は大好きです。
ほかにスパン900mmのセミスケール機Swallow(の2号機)を制作中です。
これがなかなかよく飛ぶのです。
2012年10月27日 (土)
さすがの浮き!
電動グライダー、アメジスト改
本日夕方、初飛行してきました。
エキシビジョン競技を戦うために高度スイッチを搭載しました。
全備重量128g。
モーターはCT1811-2000、バッテリーは2セル240mAh、2gサーボ。
A1(F1H)級曳航グライダーキットを改造して作りました。FFならではの主翼にご注目。
改造箇所は、
・中央上半角を追加
・翼端を追加
・尾翼を新作
とメカの搭載です。
将来のクラフトるうむカップではALES競技の導入が検討されています。
80mクラスとか150mクラスとか、カットオフ高度を分けて行うことも検討されています
翼面荷重制限を導入するかどうかは未定です。
それにしてもすごい飛びでした。
運動性も合格点。
※ あとでAltis v3のデータを見たら全部設定高度(100m)前にタイムアウト(40sec.)でカットされてました…
30度以上の角度で昇ってるんですが、率では2m/s程度だったようです。
次回カットオフ高度を60mにしてテストします。
アンダーパワーだった模様。
2012年10月18日 (木)
お見送り 他
玉野市宇野と高松を結ぶ宇高国道フェリーの最後の船を見送りに行きました。
雨の中多くの人が詰めかけました。マニアの人はあまりいなかったようで、主にこれまで船を利用してきた人たちが別れを惜しみに来ていたようでした。
季節を問わず、国道フェリーの開放デッキで過ごすのが好きでした。
ゆったり島を眺めながら瀬戸の海を渡る手段が一つ減るのはさみしい限りです。
ありがとう、国道フェリー。
★おまけ
みんみん犯行現場を激撮。
洗面所のドアを自力で開け、窓を自力で開け、網戸を自力で開け、格子の隙間から脱出しやがりました。
とんでもないやつです。
ここ以外の網戸は重くて開けられない模様。
これ以後、この窓は常に鍵をかけて閉鎖することになりました。
2012年10月16日 (火)
2012年10月13日 (土)
2012年10月12日 (金)
腰痛時のくしゃみ
大変恐ろしいですねー
最近くしゃみを乗り切るコツに気付きました。
あくまで私の場合ですので、自己責任で!
(腰ではなく)背中を曲げるようにしてヘソを見ながらくしゃみをすると、まったく痛みを感じないことに気付きました。
従来は背筋を伸ばし全身の筋肉を引き締め、できるだけ腰が動かないようにしていました。
それでもかなり痛かったのですが、現在はくしゃみも怖くありません。
参考までに。
2012年10月 8日 (月)
Altis v3が入荷している模様
品切れしていたAltis v3がクラフトるうむに入荷しているとのことです
craftrm★sannet.ne.jp (★はアットマークに)に問い合わせてください。
単体価格は以下の通りだそうです。
プローブ 6,000円
Alink 3,000円(PCとの接続に必須)
ディスプレイ 6,000円
F5Jをする人はディスプレイもあった方が良いでしょう。
プローブにもLEDの点滅で高度を知らせる機能がありますが、審判と一緒に数えるなど確認の手間が必要になってしまいます。
AlinkはPCとの接続に必要です。初導入の人は必須です。
パッケージやCD-ROMは付いていません。
必要なソフトウェアは全てネット上で入手してください。
今回入荷したプローブのファームウェアは最新バージョンがインストール済みです。
したがって最新フライトマネージャをインストールするだけで最新状態で使用できます。
必要なソフト
・フライトマネージャ(v2.0.1)→メーカーWebで入手
・.NET Framework(最新は4.5)→Microsoft等で入手
・USBシリアルドライバ(Vista以降はおそらく不要)
CD-Rつきの旧バージョンを入手した人が必要なソフト
・ファームウェア・アップデータ→メーカーWebで
・プローブファームウェア(2.1)→メーカーで
・ディスプレイファームウェア→メーカーで
2012年10月 2日 (火)
Altis v3 覚書5
プローブの機体への搭載
・パワースイッチ機能を使うとき: 「受信機とスピコンの間」に取り付けます。
→オスコネクタを受信機のスピコンチャンネルへ。スピコンのコネクタはプローブのピン(ロットによってはメスコネクタ)へ。
・高度記録機能のみ使うとき: 空きチャンネルに取り付けます。
※ F5J競技ではディスプレイを接続しやすい位置にベルクロ等で搭載してください。
※ 機外にも搭載できますが、プロペラ後流にあたらない場所に搭載してください。
※ 密閉区画内には搭載しないでください(普通の機体は気を遣う必要はありません)。
変態紳士入門
http://www.thunder-and-lightnings.co.uk/index.php
英国飛行機は用法容量を守り正しくお使いください。
ここに載っている飛行機はどれも比較的美しいと言えるものです。
特にハンターは最も美しい戦闘機などと言われます。
ただこれを機にいろいろ英国機を調べていくと、深みにはまりかねません。
こじらせてブラックバーン・ブラックバーン(前半が社名・後半は飛行機の固有名)などに行きつかないようご注意ください。
※「史上もっとも醜い」などと評されてしまう機体に会社の名前をそのまま与えちゃうあたりが変態。
デ・ハビランドは美しい飛行機を作り続けてきたのに、なんでシービクセン(いやシーベノムからかな)で突如上級変態に仲間入りしたんでしょうね?
2012年10月 1日 (月)
Altis v3 覚書4
PC:
フライトマネージャ、.NET Framework、(OSによっては)USBシリアルドライバをインストール(Win7では不要)
プローブ:
フライトマネージャに見合うファームウェアを注入
ディスプレイ:
プローブに見合うファームウェアを注入
使い方
フライトマネージャを立上げ、USB→Alink→プローブと接続
上から二段目に並んだアイコンの一番右に小さなグレーのアイコンがあります。
これがPCとプローブのリンクボタンなのでこれを押します。
※ここでエラーが出たらFile→Settings→Com.Portの数値をいじりながらSearch deviceボタンを押して接続しているポート番号を探してください。Foundと出たらポート番号をそこに合わせてSaveを押します。
うまく接続されると、プローブのステータスが読み込まれます。
チェックのついたセッティングは例です。
今回は高度+タイム制限にしています(タイム制限を付けないと作業時間終了近くまでパワーONのまま低空をうろうろする人が出て来かねないので、アメリカの高度制限競技でも付けられています。)。
F5Jモードにチェックすると、F5J競技用モードになります。高度スイッチは働きません。
①タイムスイッチも同時にチェックされ、30秒にセットされます(時間は変更可)。
②パワーカット10秒後の高度が計測されます。
③飛行後にディスプレイを接続すると、この②の高度を表示します。
緊急時パワーONにチェックすると、飛行中のパワーONが可能になります。失格になりますが、ON出来るようにしておくべきでしょう。
設定を変えたら、必ず画面下のWrite settingsを押して設定をプローブに書き込んでください。Read settingsを押してみて変化がなければ、正常に書き込みされています。
高度等のログはRead dataを押すまで読み込まれません。読み込まれると背後のメイン画面にグラフが表示されます。
ログの消去はErase dataボタンです。メイン画面に読み込んだデータはPCに保存できます。
Altis v3 覚書3
★新規に入荷したAltis v3はパッケージとCDを省いたちょっとお買い得仕様らしいです。
この場合、フライトマネージャは最初から最新のものをネット経由で入手し、インストールしてください(過去記事参照)。
★Microsoftの.NET Framework(ドットネットフレームワーク)はメーカーのWebサイトでは入手できません。
ここなどで入手してください。
★左下のカテゴリーにAltis v3の項目を設けました。
★フライトマネージャ(グラフ管理プログラム)と高度計本体(プローブ)のバージョンナンバーの一ケタ目が合っていないと、コミュニケーションエラーが出ます。
(最新フライトマネージャは2.0.1、ファームウェアは2.1)
→導入時に両者を同時にアップデートしてしまうのがよい。
アップデートの手順
①フライトマネージャをアップデートする
→旧バージョンを立ち上げた時に出てくるバージョンアップのお誘いに「Yes」→旧バージョンを終了してからアップデート。
あるいは、旧バージョンをCDからインストールしないで、いきなりメーカーWebサイトから最新版をダウンロードする(こちらがおすすめ)。
②高度計本体(プローブ)のファームウェア(内蔵ソフト)をアップデート
→ファームウェアそのものと、それをPCから注入する注射器にあたるプログラム(ファームウェア・アップデータ)が必要。
②-1 アップデータを拾ってきてインストールする
②-2 ファームウェア(v2.1)を拾ってきて解凍し、わかりやすいところに保存する
②-3 プローブをPCにつなぐ
②-4 アップデータを起動して、ファームウェアのPC上の場所を指定し、更新する
※接続しているCOMポートを指定するところがあるが、わからない場合はフライトマネージャを起動してFile→Settings→Search Devicesとたどればわかる。
③ディスプレイのアップデート
→プローブと同じ手順
フライトマネージャやアップデータのスタートアイコンはなくす人が多いので、わかりやすいところにまとめておくとよい。
Windowsのスタート→すべてのプログラム→Aerobtec→ からでも起動できる。
★Alinkという機材はUSBケーブルにつなぎっぱなしにしておけばよい。
★精度テストの記事(PDF)。記事中の画面は旧バージョン