« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月29日 (金)

Orionテスト完了

Orionは全テストとセッティングを完了しました。

風の中でのフルランチで右エルロンに弱い高周波のフラッターが出ましたが、グラスバージョンですから許容範囲でしょう。音からすると舵面の振動ではないかもしれません。
次回ロットは対処としてサーボ位置を外側にずらす可能性もあります。

このフラッターについては簡単なフラッターダンパーを設置したことで完全に止まっています。これは下方向への動作だけを制限する仕掛けです。

フルパワーのランチからの滞空ですが、午前5時10分から計測して(最初のトリムチェック以外)連続9回の(スタンディングからの)ランチ中、一度も145秒を割りませんでした。
この時間の計測は暑い日中よりもタイムが伸びるとは思いますが、それでも優秀と言ってよいでしょう。

フラップを3ミリ下げた状態を滞空モードにしていますが、ランチ直後からこの滞空モードにしました。

タイトなサーマル旋回をするときは必要に応じてブレーキレバーでフラップ角を追加して対処します。

滞空モードで最小沈下となる滑空速度は相当遅いですが、それでも失速速度までは余裕があると感じます。多少傾けても簡単には失速しません。また失速には変な癖もなく、わずかな失高で即座に回復します。
292gという重量でこのような浮きがあることが驚きです。

重量はもちろんクルーズモードでは良いほうに作用します。
この機体はあまり軽くなると足がなくなるのかもしれません。

現在大変気に入っており、もう1機買おうかと思っています。

| | コメント (0)

2011年7月26日 (火)

新マイクロ機

11072502 11072503 11072505

新翼型を用いたオーソドックスな正常進化版です。
全面グラス張りとか可変キャンバーとか考えましたが、前作が傷んできたので全部やめて、単なる後継機にしました。

26.7gで完成しました。
主翼はフィルム貼り後10gほど。
今回の主翼は薄い新翼型を採用しているため重い素材を使用しています。
面積を拡大したのに重量は前作と変わっていませんから、事実上の軽量化です。

尾翼はホーン込みで合計0.6gほど。
水平尾翼ステイは削除しました。

メカは合計10.3g。
2.5gサーボが2個、FrSky受信機、138mAhのLiPo1セル。
これより軽いメカも入手可能ですが、人柱になるのは避けます。

残りの重量が胴体とリンケージ、胴翼接合部のグラスや接着剤、カウルなどです。

サーボはニュートラルの良いものをエレベータにしました。
たまたまなんでしょうがすごい当たりサーボです。

19時ごろ何とか試験飛行をしましたが、風が強くトリムとセッティングを作る程度で終了。
初採用の尾翼が心配でランチはごく弱めにとどめました。
計測は後日ですが、前作より浮いてる気がしないでもないです。

舵の効きですが、エレベータは十分。
ラダーはダイブすれば余裕をもってロールが可能な程度には効きます。

重心はわずかに前過ぎたかもしれません…。
テールバラストは間抜けすぎますし、だいいちランチが大幅に下がりますので避けたいところ。
フィルム貼りが主翼取り付け後になるので、こういう見込み違いが生じがちです。
ノーズヘビーが続いているので、次回からは操縦性悪化をしのんで後退角を減らします。

重心は「わずかに後ろかなー」ぐらいに作ってノーズバラストで対処するのがスマートです。

| | コメント (3)

2011年7月24日 (日)

マイクロ機動画

70秒じゃなく80秒でした。

画質が悪くて申し訳ありません。
高度は30m弱です。この機体はランチが上がりません。
26gとありますが、完成時は23gでした。ランチで壊れまくるので全面にフィルムを貼って現在の重量です。

ランチはかなり手加減していますが、残念ながらこれ以上力を入れてもほとんど上がりません。
沈下勝負ならフルサイズの性能をすでに超えています。
あ、一か所つづりのLとR間違えてます。

| | コメント (0)

2011年7月23日 (土)

早朝ランチ練習会

あらい君のフライトエリアへ出かけ、朝5時からタイムトライアルを実施しました。

この日も残念ながら無風ではなく、かすかな空気の流れを感じました。
どんより曇りで太陽はまったく見えませんでした。

マイクロ機は70秒超。これは動画を撮ってありますが画質が残念。
撮りなおしたいところです。
1000ミリ機はサーボのニュートラル不調でタイムが伸びず。
リンケージを買ってきたので早速サーボを入れ替えです。

Orionは90%ランチから127秒。
DLA5-2も120秒UP。

ついでですから、あらい君とベタベタ条件で勝負です。
私はOrion(292g)。あらい君の機体はA5-2(約250g)。

3-0
3-0
0-1 (ここでラジオ体操の子供たちが集まりはじめたので解散)

ランチはOrionがやや高かったでしょうか。
足を生かす機会はなく、ひたすらわずかにいい空気を探して粘るだけという夜明け前後の勝負です。失速一回が勝負を分けることもあります。

軽くないOrionですが、今日の目で見ても強いA5-2を相手にこのように有利な勝負が可能です。大変優れた浮きを示します。
ただ、サーマルのない条件では微妙な速度管理技量が拡大されて反映されがちです。したがって単純に機材の差とは言えません。

あらい君に与えた最後の1ポイントは、6時を過ぎ微弱なサーマルで旋回することが可能になりはじめたときに奪われました。
きちんとサーマル旋回を始めたときの上がり/沈下ではA5-2が強いのです。同じサーマルでは上がれる気がしませんでした。
回らずに漂うしかない条件での沈下は同等以上です。

早朝ランチ練習会は夏の間に何度か開催する予定です。

110723a
画像はもうすぐ完成する新作のマイクロ機のテールとOrion。

| | コメント (0)

2011年7月10日 (日)

早朝テスト

Orion011

1000㎜DLGとOrionを持ち出して夜明けのテストをしてきました。

ただ残念ながら、5時にはすでに無風・無サーマルというわけではありませんでした。


Orionは絶好調です。現在微風で90%前後のランチまで行っていますが何も問題はなく、そこから110~120秒滞空してくれます。
競技でのランチはこの9割がたまたはそれ以下のパワーというのがほとんどです。

この機体は低速で吊っても大変よく浮きます。
また高速もいいのです。

現在バラストが変動して292gとなっていますが、270~320gレンジで過去に飛ばした機体の中では最高の性能だと考えられます。
大変気に入っています。

メーカーは次回ロット以降では胴体重量の軽減に努めると言っています。
軽量化はサーマルでの上がりを向上させるでしょう。


1100㎜機は尾翼が華奢な気がしてまだパワーをかけきれてきません。
60~70%のパワーのランチから最低90秒浮いています。
搭載したサーボの精度が今一つでピッチが座らないため、換装を検討しています。
やっぱりいいサーボを使わなきゃいけませんね。

| | コメント (0)

2011年7月 8日 (金)

1000㎜

1000mm01

Iさんに譲っていただいたやまめ工房さんの1000mm主翼を用いた機体です。
全備重量82g。主翼が厚くて頑丈なため、わりと重くなっています。
塗装前の主翼が47.5g
メカは3.8gサーボ2個、6ch受信機。電池はリポ3.7V 138mAh。

Iさんの同規模の機体が50g台ですから、飛びも大きく違ってくるでしょう。

写真はメカ積み前ではなく、この状態で完成・初飛行済みです。

| | コメント (0)

2011年7月 4日 (月)

成果と課題

条件:弱風、ウェーブ有り、発達したサーマルほとんど無し

上野2-2岡本 (3-1、1-3、 2-3、 3-2)

機体はOrion vs. Notos&Mistral

引き分けです。政治的理由により5R目はやめておきました。

うそです。雨天中止です。

ランチは6~7割のパワーで行いましたが、それでもOrionの高さが目立ちました。
にもかかわらずこの結果なのは腕の差でしょう。

成績に反映されていませんがあらい君のDLA5-2が活躍し、やっぱり良い機体だと再評価されていました。
Orionは50g軽いDLA5-2と渡り合える浮きを示し、脚もあったのですが上を取られるとさすがに苦戦しました。

| | コメント (0)

2011年7月 1日 (金)

風より早く風下へ

DDWFTTW

「ダイレクトリィ・ダウンウィンド・ファスター・ザン・ザ・ウィンド」の略です。

風力で走る車(船)が、「まっすぐに風下に向かって」風より速く走れるか。
もちろん帆では不可能です。これは検討するまでもありません(横成分なら当然風速以上で走れます)。
ここで取り上げる車のミソは、風車に直結されたタイヤを備えている点にあります。

さてこの問題、裏を返せば「まっすぐ向い風に向かって走る風力車が作れるか」ということになります(※)。
風車でタイヤを回す車に、前から風を当てる。これが前に向かって走れるのか。
それが可能なら追い風を追い越すことも可能となるはずです(素人目には無風を超えるポイントで別の考察が必要な気がしますが)。

さて、追い風では発進が問題になります。動画を見ると、発進ではプロペラが後方から風を受けた所から連想されるのとは逆方向にプロペラを回転させながら走り出します。
これは後ろから押す力がプロペラを回転する力に勝って直接車体を押し、タイヤに直結されたペラが逆転してしまっているだけのことです。

やがて速度が風速を超えると(この前後に上記の別の考察が必要になる気がします)、前方からの風ということになります。そこで先の命題に行きつくわけです。
前方からの風によってペラを回し、その力でタイヤを回すことで前進できるのならば、追い風以上の速度で走ることが可能となるわけです。

数年前に模型の動画が論争を巻き起こしたこの問題でしたが、昨年実車Blackbirdが追い風の3倍近い速度で走行することに成功し、一応の決着を見たと言える状況にいたったようです。
そしてこの原理が永久機関を意味するものではない=物理法則に反しないことも解明されているようなのですが、物理にうとい私にはこれ以上の深い理解は不可能です。

ここまで理解するのも荒井君の助けを借りました。
以上の理解は可能であるならばという前提からの推論で、可能であると結論付けるものではありません。動力が載っているなどのインチキがされている可能性は私にはわからないからです(第三者機関が立ち会っていますが)。
しかし実験が公正なものならば信じることができるというのが素人考えです。

なお、この理屈は空中では成り立たないはずです。それでは永久機関になりますので。
タイヤが地面にグリップしていることが前提なのです。
氷のように滑る路面でも成り立たないはずです。スタート時にプロペラが逆回転してしまうからです。

まだ反対説があるのかなと思っていたのですが、すでに学術的には「いかなる物理法則にも反することなく可能である」と結論付けられているようです。
Wikipediaがソースというのがなんですが。

船では難しそうです。走行抵抗に加えて「グリップ」が弱いので収支が合わない気がします。これもあくまで素人考えで。

以上の私が書いた部分は、まるっきり電波な可能性があります。ご注意下さい。

MAKEの記事

※実際には向かい風と追い風では空気と地面の動く割合が異なりますので、ふさわしいギヤ比などが違ってくるんじゃないかと思います。

※さらに考えてみると、向かい風の方が条件が厳しい気がしますがどうなのでしょう。単純に「裏を返せば」ではないのかもしれません。

| | コメント (0)

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »