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2010年8月 3日 (火)

削る塗る2

100705e エルロンをなおしました。これは基本的に新作と同じ手順になります。
コアを削って他の部分に合わせて接着し、アラミドを貼ります。今回はバキュームをかけないので、仕上がり目を細かくするためアラミドの上にマイクログラスを貼っておきました。
ホーンを新作・接着してこの部分はできあがり。

100705f 中央部の再接合の前に、ネジ穴を移動しておくことにします。
改造前はメカ積みがアクロバティックだったので、これを緩和しようというわけです。
尾翼も新作したいですが様子見。

これは下面です。このバルサ棒の目は上下方向。周囲をグラスで巻いておきます。
上面側は大きくえぐって、たっぷり樹脂+マイクロバルーンを詰めてあります。

100705g 右翼上面です。欠損部を埋めたコアの上にカーボンを樹脂で貼り、削ったあと目止めしているところです。
削るとカーボンの粉が後半部のアラミドの隙間に入って汚くなります。あまり後方に向けて削らないようにして対処するほかありません。マスキングしても削れてしまいますし。

100712a 上面にカーボンを貼りました。断裂部を覆うように大きめです。その後ネジ穴を開け(この機体は胴体側の穴を動かせないので位置決めに苦労しますが割愛)、サラビスに合うようにくぼませたあとにさらにカーボンを貼ります。
写真はサンディング後です。ツヤがなくなってしまっています。
うっすらと前回の接合跡が見えます。前回の接合に使ったカーボンはできるだけ削ったのですが、このぐらい浮いて見えるのはしかたありません。

100712b 右翼端上面のサンディング後です。パテ埋めした場所は繊維がハッキリ見えていない部分です。パテは樹脂にタルク(ベビーパウダーでも可)、カーボンパウダーを混ぜたものです。深い穴を埋めるときはマイクロバルーンも追加。
実はこの後の仕上げ中にコアが出てきてしまってかなりの部分がやり直しに…
だからコアはちゃんと表皮以下のレベルになるよう削るべきなのです…

100712c こちらは下面。周囲になじませる作業は比較的うまくいきました。コアを削りすぎて繊維の厚みがたりない部分は貼り重ねるかパテ埋めです。面倒な作業です。硬化促進もやりすぎるとコアの変形を招いてうねったりしますし。結局1日1回しか樹脂作業はできません。

100712d これは右翼中央。白くパテ埋めしてありますが、表皮が大きく落ちくぼんでいるのです。挫屈ではなく、アイロンの温度調整を誤って凹ませたのです。これはパテで埋めてステッカーなどで隠すことにしました。アラミドのこんな面積をきれいに新作する自信がありませんので。
なお、アラミド部分のサンディングは作業性最悪です。
このあと、樹脂を塗って磨いて(×4回ほど)仕上げます。

100712e 大きな損傷を免れた胴体もオーバーホールです。メカの配置も変わりますので全部やり直しです。
主翼台座の内部はバラストボックスになります。
削れた先端部をパテ埋めしてサンディングし、全体に樹脂を塗って磨いて仕上げます。
写真はほぼ完成状態です。

今回はここまで。

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コメント

緻密な? うまい言葉が見つかりませんが、とにかく、わたしのやっている補修作業と比べると、まるで違うというか、自分のやっているのは、単なる応急修理レベルでしかないというのが良く分かりました。

途中経過の写真は、わたしが修理をした場合の最終段階より良い感じで、こういった点はしっかり見習わないといけないなぁと思いました。

とても参考になります。

ありがとうございます。

投稿: modesty | 2010年8月 3日 (火) 06時56分

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