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2010年1月23日 (土)

Alula-evo

Alula1023a

米Dream-Flight社の無尾翼DLG、Alula-evo です。

説明書を読んでいて設計思想に共感するものがあったので、ほぼストレートに組みました。その上で、量産上妥協したと思われる部分を補うべくミニマムなチューニングを加えてみました。

Alula1023b

素材はモールド加工されたArcelです。
この素材は溶剤に侵されませんので、普通の瞬間接着剤や塗料を用いることが出来ます。

製作は極めて容易で、そのまま組むだけなら3時間かかるかどうかでしょう。
しかし箱から出した表面には発泡機にありがちな小さな突起が山ほどあります。これをカッターの刃でざっと落として、サンディングボード(テトラの白い面)で軽く研いで仕上げました。サンディングは突起の取り残しをならす程度にとどめましょう。

なお、主翼と胴体の結合部のバリはきれいに落とすよう努めてください。

サーボは厚みが10ミリ以下のものなら出っ張りません。

普通の(低粘度)瞬間が使えますが、木とちがってほとんど染みこみませんので油断すると余った接着剤が垂れます。カーペットの上などで作業する場合はご注意ください。
なお主尾翼は接着しました。

主翼に埋め込むカーボンフラットは、安全上一応翼端側断面を丸くやすっておくといいでしょう。

Alula1023c エレボンにはギャップシール(前側をジグザグ加工)をしました。
搭載したデジタルサーボがはみ出ていますので、ここも大きくカバーしました。
スパー材を埋めた溝などにもテープを貼ります。

Alula1023d Alula1023f

クラフトるうむ式?のエアログリップを設置しました。
キットには滑り止め用の糊付きサンドペーパー?が付属しますが、痛いので…
私の場合、動画で良くある方式とはちがって親指を下にして持ちます。このグリップに人差し指と中指をかけます。
2枚目の写真では上面に貼られたジグザグのタービュレーターテープが見えます。
失速時の挙動はいいのですがどうにも低速飛行時の気流の剥離感が気になって貼りました。
改善したような気もしないではありません。

Alula1023h Alula1023i

下面の写真です。
フライトしていて気になった旋回初動の滑りを緩和するため、性能低下を省みずエルロン端にドラッグラダーを設けました。
こっちは効果が体感できて快適です。スチレンペーパーなのでいつ千切れるか不安ですが、千切れたらもっと強度のあるものにします。

Alula1023e メカです。電池は250mAhのNiMH。
受信機はサンワ2.4GHz・7chのケース剥き(※自己責任で)。
この受信機は昇圧回路を内蔵しているということで、リポ1セルで離してもサーボ動作には問題ありません。今回はNiMH4セルなので関係ないですが。

重量は193g。ヘビー級です。
サーボが推奨品よりも2コで10g重いのでまあしかたないですね。

<フライト>

重心は確実に合わせてください(重心位置を示す凹みがあります)。
舵角もエレベータとエルロンの舵角を守ってください。
無尾翼の特性上、ダウンが極端に効くように感じられます。ダウンにはエクスポネンシャルを入れるといいでしょう。
エルロンのディファレンシャルは最初は同量とし、挙動を見て調整してください。

ランチは力を入れていくと舵が風圧に負けてたわむせいかピッチダウンします。
通常型機のつもりでフルパワーの8割で投げると、一瞬地面に接触しました。
そこでほぼ真上に投げるランチフォームを練習して、現在は問題なく投げられています。
ただしフルパワーにはほど遠いですが。

回転無しで40秒前後、回転して投げた場合+5秒ほど浮きます。
ランチは30m中盤でしょうか。上述の理由でフルパワーはかけられません。
90cmクラスのミニSAL機との勝負には勝てそうにありません。
しかし楽しい機体です。ワンメイクの滞空競争がおもしろそうです。
残念ながら平地で飛ばす場合、風にはあまり強くありません。

サーマル旋回は上述したようにデフォルトでは初動で滑ります(アドバースヨー)。
傾けたまま通常の機体より少し長く待って、滑りが消えてからエレベータを引くようにするといいでしょう。
このようにしないとピッチングを招きます。
私はドラッグラダーを取り付けましたので、エルロンについてはほぼ通常の機体の感覚で操舵できるようになりました。

前進翼のおかげで危険な翼端失速にはまず入りません(重心を守った場合)。
旋回中の失速でも、不意に翼端がコロッと落ちる心配はありません。
あまり上を向けずに失速に入った場合はマッシュという挙動に入ります。
ピッチがぱたぱたと瞬間的な失速~回復を繰り返すのです。慣れればこの挙動をパス角調整に使えます。
しかし派手に頭上げしてから失速に入った場合、機首が真下を超えて背面方向まで向こうとすることがありますので注意してください。

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