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2009年10月10日 (土)

テスト続行中

本日15分ほど、A4FXの2回目のテストを行いました。
やや風がありましたが問題なし。飛行は快適でした。
なのでバラストボックスを作るのがめんどくさくなりました。

●今のところ問題の出ていない新ペグですが、盛り込んだ要素は以下のとおりです。
実現度合いをテスト中のため、詳細な写真はまたの機会にします。

・前面型が「3」型 
 091009aこれは世界的には何も珍しくありません。
ただ初めてこのタイプのペグをマイクロSALに使った数年前の時点では、他に例を知りませんでした。少なくとも私の中ではオリジナルのアイデアです。
←この機体(DLC)。
ただしこの60gサイズでは指がペグに貼り付いてしまい、あまりメリットがありませんでした。

・フィンに回転時の指を安定させるフィンガーレストを設けてある
 要は微妙な凹みです。これは従来からやってきたことです。
 私のランチ方法では従来から回転時とリリース時で使う指の部位が異なります。
 すなわち回転時は指はフィン部に乗り、指先で機体を支えているのです。
 ここを安定させないとリリース時に変な位置にペグがかかります。
 リリース時はペグ後縁を第一間接直前で支えます。
 なぜこのようにするかというと、~
 ①棒ペグのようにペグ軸回転を回転運動のまま間接で支えてしまうと、摩擦で回転が阻害される。
 ②回転とリリースという異なった動きを指の同じ箇所に担当させると、要素の相克が生じる(遠心力に抗する&なめらかに離す)。
 ~からです。
 なのでペグ軸回転は指先にゆだね、リリースは間接付近にゆだねています。この方法では指の部位間の「移し替え」が重要になります。
 したがって、前後幅が狭くて回転時に指先が宙に浮くペグは、私の方法では使えません。

・ペグ後縁はリリース動作の方向から見て、指の断面型に合わせてある
 3型前面型とあいまって、棒やパイプじゃなくても「切る」感覚のリリースを可能にするためのものです。
 従来用いていたフィンガーガードをしなくても特に痛みはありませんので、おそらく中指のタコが軽減されるでしょう。
 フィンガーガードは1指のみに装着する手袋に過ぎませんが、F3Kではルールで禁じられた「補助具」というクレームがつく可能性がありますので、使いたくないのです。
 (私の解釈では問題ないと思いますが、有権解釈ではありませんので。)
※ただし私は今年の全日本F3Kには出ません。

・必要最小限の薄さ
 必要な繊維の量を探るためテストピースを製作し、荷重をかけてテストしました。
 重量は1.3gです。

・ペグ前縁の整形は上面は内側、下面は外側を主に削る
 僅かでも翼端板効果が期待できないかなあと思いました。
 設置角度は1°ほどのトーアウトです。
 ホールド方法の流儀上、設置位置は翼端に接してはいません。

●体感効果

旋回の得意・不得意方向がなくなったようです。ペグのない右へもストレスを感じさせずに回ります。
従来、右旋回はエルロンラダーMIXが多めに必要でしたが、現在左右同量です。
ペグが著しく薄くなった効果だとすれば一応の成功と言えます。
後日他人の評価を受けてみます。

091009c

●ついでに今回の水平尾翼です。
主に見栄えのためにアスペクト比を大きくしました。
この工法では舵側の剛性の問題から今のところ薄いHTをそのまま採用することが出来ません。
今回はHTではない翼型のテンプレートを用いて削りだしました。
製作は従来通り、厚く作って研磨するだけです。そのあと前後に分断します。
後縁材に最も硬いバルサを用いてください。やわらかいバルサは用いません。

前後二点支持・取り外し式で、シムをかませて安定板の取り付け角をいじれます。リンケージは糸・リターン式。
リブは1.0mmバルサを研磨して0.5mmとして使用。
ネジ穴周囲の挫屈防止加工は簡易化。まち針で上から多数の穴を開けて、瞬間を流すだけにしました。
フィルムはオラライト。このクリアは最も貼りやすいオラライトではないかと思います。

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