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2009年9月26日 (土)

ドック入りのついで+FXの状況とか

090925a ●修理その他でDLA4とロングショットの胴体を預かりました。
自宅にあるものと合わせてボディが5本ありますので比較してみます。

上からDLP、ロングショット、DLA4、KiSAL、自作の各ボディです。
※ロングショットはゲルコートを落としてあります。

090925b KiSAL(ただし私はDLA4主翼を載せていました)と自作ボディの比較です。なんだか対照的ですね。

090925c こちらは無印A4と自作ボディ。
A4は剛性確保のためにエラの張ったデザインが特徴です。
エラはリンケージを配するのにも便利です。メカも積みやすくて良い胴体です。
自作は外貼り工法なので寄ると繊維が乱れててかっこわるいです。

090925dFXです。117gの主翼は新Vカットレス方式。
Vカットレスは少なからぬ有力フライヤーが「使うな」と言われているようです。
真似をすると痛い目に遭うのかも知れません。身近なベテランのアドバイスに従ってください。
評判に鑑み、詳細は割愛。

090925e 新方式はこのくらい動きます。今回修理した無印A4(普通の溝式)よりも大きな舵角が取れます。動作も従来より軽くなりました。

ネジ穴はサラビス用に凹ませてあります。ここは力がかかりますのでちゃんとカーボンクロスが入っています。
ネジのハードポイントはサラビスによる割れ対策のため、従来の上下目バルサ方式はそのままでは使えません。

テキストオンリーですが工作手順です。
①主翼側は16φの穴を開け、バルサで同じサイズの柱を削り出します(木目は上下)。
 ①’主翼上面だけカーボンクロスで中央を接いでおきます。
②バルサ柱の周囲にマイクログラスを巻きます(瞬間で)。
③バルサ柱の天面を球状にくりぬきます。
④くりぬいた部分(と周囲)にたっぷり樹脂+フィラー(バルーンとか)を塗って、穴に差し込みます。
⑤硬化後、ネジ穴を開け、上から樹脂部をサラビスに合う形に削ります(繊維分、少し深く)。
⑥穴の上から◆型のカーボンを貼ります。バギングする場合も穴は離型処理した円錐で押さえた方がいいでしょう。
完成。樹脂を二回使うので時間がかかって面倒ですね。私はさらにここから仕上げ樹脂を塗るのですが…。

写真をよく見ると穴の周囲に2プライ目のカーボンが見えます。
なお主翼前縁や胴体のツルテカ仕上げは、塗装じゃなく樹脂です。

●上でも書きましたが、無印DLA4の修理を引き受けました。
だいぶくたびれた感じの機体ですが、元は岡本さん自身が使っていた個体です。
競技に使うのでしょうから、それに耐えるようリフレッシュします。

①まずテールリンケージを新しいものにしました。
古いリンケージを取り去るとなぜかアウターが通っていた穴が埋まってしまったので(アウターは切れずに抜けたのになぜ??)、新しい位置にアウターのアウトレットを開けました。
リンケージはポリイミド+ステンレスです。ステンレス線は鋼線のように癖が付いていません。まっすぐで表面がさらさらした感じがします。実際抵抗も少なく感じます。

さらに新しいカーボンマイクロ+ステンレスは未入荷でした。さらに抵抗が減るらしいです。

②ついでにテールパイプを研磨して前のアウターの接着跡をきれいにし、さらにサンディングして樹脂を塗り、磨いておきました。

③尾翼端等をきれいに整え、フカフカになっていた垂直尾翼スキッド部に樹脂を注入して固めなおします。

④同様に挫屈していた翼端も固めなおします。

⑤前縁の小穴を拾います。

⑥中央が挫屈していた尾翼を修理します。台座も新作しました。

これで終了。樹脂作業が多かったので4日間の作業でした。実際手を動かした時間は2時間ほどですが。
飛ばしてみましたがしゃきっとしました。従来持っていたポテンシャルを取り戻したことでしょう。
新リンケージと台座周りが軽くなったせいで重心が10ミリ近く前に行きましたが、もともとノーズバラストがないので対処不能。テールバラストを積むと尻を振るので、そのまま我慢してください。
60°バンクするとエレベータが足りませんが、そんな条件はあまりないでしょう。

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