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2008年7月 6日 (日)

30回カップ参戦記

※さきほど途中でUPしていたようです。失礼しました。

第30回クラフトるうむカップに参加してきました。

30回というのはすごいもんです(実は第0回もあるのですが)。
ルールは変遷したものの、シンプルに滞空一本に絞った構成は変わりありません。
サーマルグライダーの本質で争うプリミティブな競技です。
ただ飛ぶことが最も難しく、最も奥が深いということを思い知ることが出来ます。

昨今、機体の進化が鈍化して機材性能が横並びとなってきた印象がありましたが、今回はこれを大きく覆すものとなりました。

ビルダーの努力によって軽量な機体であってもランチ高度や滑空速度を向上させることが可能になり、また圧倒的な浮きによって従前のDLGでは考えられなかった弱いサーマルでも上昇していくことができるようになったのです。
これは滞空競技で有利になるどころか、すぐさま勝利条件ともなりました。

たとえば今回出現したDLA5のプロトタイプは、220g台の軽量でありながら微風下で60mというこれまででは考えられないランチ高度を示しています。
DLA4の改良型ライトも200g台の作例が存在し、ランチ高度も大幅に伸びています。
いずれも上空ではこれまでの重い機体よりはるかに足が速く、また沈下が小さく、一緒に飛んでいてもついて行けません。
これら新世代の機体が上がっているのが見えても、自機では上がれないサーマルということがほとんどでした(当日は穏やかな条件で強いサーマルはほとんど無かったのです)。

機体に対する概観が長くなりましたが、これは言い訳でもあります(笑
機体が重く、なおかつランチでトップをとれることもないというのであれば思うように点数が伸びません。
軽量な機体を参考にしすぎて自滅することも多く、それでも後半にようやく条件を把握して作戦が当たったときには手遅れでした。前半2ラウンドで12位に沈み、3ラウンドでも10位まで伸ばすことが精一杯でした。

予選で印象的だったのは朝妻さんの高さと、私と同じく旧DLA4を飛ばすヨシダさんの飛びでした。岡本さんはまあ見慣れてるのでさておき。

決勝はアーベントに近いきわめて微弱なサーマルコンディションでした。
遊びで飛ばすにはよいのですが、決勝をするには(精神的に)最悪です。正直、残らなくて良かったとも思えました。

詳細な結果はいずれクラフトるうむのサイトにUPされるでしょうから、そちらをご参照下さい。

競技後、19時まで会場に居残って飛ばしていましたが、クラフトるうむの木村さんが飛ばしていた機体の性能がまたすばらしいものでした。フルサイズの機体より少しだけ小さいプロトタイプですが、小柄な彼が投げると私が全力で投げたDLA4よりも高く上がります。風の中ではなく、日没後のほぼ無風の条件下での話です。上空の性能もすばらしいもので、フルサイズの私の機体を凌駕しています。市販化が待たれます。

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