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2007年5月28日 (月)

スカイラーク活躍中

Sky0705b West wingsのSlingsby Skylark Iは現在主力のショックコード機です。スパン1820mmとコンパクトなスケール機ですが、500gあまりという軽量のため平地でも十分な性能を持っています。

4サーボ+ラダージャイロ装備の機体で、きわめて丈夫な桁を有するため+10G程度までのアクロが可能です。エルロン・ラダーMIXをカットすればスローロールらしきものができますが、なかなか軸を通せません。

岡山は最近強風と連日の黄砂に見舞われています。この時期は天候が安定しないのですが、今年は特に連日朝晩を問わず風が強く感じます。スカイラークは500gあるとはいっても、その翼面荷重はハンドランチの2倍に過ぎません。くわえて無駄に抵抗の大きいスケール機ですから、風の中では前に出すのに苦労することになります。必然的に風下のすり鉢は深くなります。また、この機体はエルロンコード長が極端に短いため運動性が悪く、乱流で姿勢を乱せば回復が遅れて高度を失います。サーマルの反応はよいですが上がりは良くありません。
とはいえ、楽しめないかというと十分楽しめるだけの性能を持っています。ピッチ安定が良く、しかもスピン癖がないため、スケール機にありがちな苦労はほとんど感じません。

Sky0705a 本機はジャイロを装備しているため、エルロン・ラダーMIXをカットしても一応安全に飛ばせます。アクロを行う時やランディング時にフォワード・スリップを決めたい時はミキシングをカットしてラダーの舵角を確保します。しかし最近、満足いくフォワードスリップを行うにはエルロンのパワーが足りないことがわかりました。小さなエルロンはフルラダーに抗して機体を傾けることができないのです。製作は上反角を指定より減らしたのですが、それでも大きかったかもしれません。

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2007年5月26日 (土)

プラモデル用接着剤

グライダーのプラモデルを組み立てています。
ポーランド製のSZD-19-2ゼフィールとSZD-16、それにブラニクと萩原H-22Bです。
4機同時なのはそれぞれちまちまと進めているからです。

先日、後輩とプラモの話をしていたのですが。
後輩「プラモ用接着剤って使いにくくないですか?すぐ乾いちゃって…」
私「…そう?」
後輩「艦船なんかでハルを合わせるのや、飛行機の胴体みたいな長い部品を接着するのって無理じゃないですか?」(ハルっていう用語を知っているのは彼がヨット乗りのためです)

そこで気付いたのですが、どうも彼は接着剤を塗って乾くまでの間に貼り合わせないといけないと思っていたようなのです。
なるほどそれは無理と言うものです。あの接着剤は両面に3回ずつぐらい塗って使います。
私は模型屋さんや近所のお兄さんに教わったと思います。

パーツの接着面に交互に3回(以上)ずつハケで接着剤を塗ります。時間をかけても構いません。
すると接着時にむにっと両側が溶けて貼り合わせ面がわずかに盛り上がります。こうなれば接着成功です。
あの接着剤は部材を溶かして接着します。プラモデルの素材は溶剤で侵されるポリスチレン製なのです。
パーツを押さえたら二晩置き、溶剤が飛ぶのを待って貼り合せたラインを磨きます。うまくいけば貼り合せ面をパテ埋めする必要はありません。

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2007年5月 4日 (金)

日付に関して

グライダー関係のエントリーは現在ほとんどの項目がリアルタイムのものではありません。たとえばスカイラークも人形も昨年中に完成したものですし、DLA1の整備も3月中のできごとです。

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2007年5月 3日 (木)

おいしいいただきもの

Kasago01 Kasago05

ご近所の方からご主人が釣ってきたカサゴをいただきました。釣りたてピカピカです。実においしそう。

カサゴはこちらではアカメバルと呼ばれています。陸からでも船からでも、釣り人にはなじみの魚です。うまみの多い白身で、およそどのように料理してもおいしい魚です。

今回いただいたのは13~16cmほどで、陸からもよく釣れるサイズです。鮮度がいいうちにおろしてしまいました。鮮度のいい魚はワタがきれいで臭みもありません。もっとも、この魚はもともと生臭さの少ない魚ではありますが。おろすときはトゲに注意してください。背ビレと胸ビレに強力なトゲがあります。エラブタにも注意です。

カサゴは頭が大きく歩留まりが悪いので、このサイズでは煮付けにしてすみずみまで食べるのが良いと思います。ほっぺたと目の脇、それに胸ビレ近辺は絶品です。大きいものなら刺身やから揚げも最高ですが、やや贅沢かもしれません。

同様なサイズの魚はスーパーで1尾600円ほどで売られています。高級魚と言ってもよいでしょう。

今回は深めのフライパンで落とし蓋をして煮付けました。落とし蓋はキッチンペーパーを丸く切れば事足ります。昼にもらったのですが、鮮度のいいうちにさっさと煮付けた方がおいしいです。関西風の薄い味付けでも夜までに味がしみこむことでしょう。

今年はイカナゴが不漁だったようで我が家では釘煮が多く作れず、春の海の味覚がいまいち楽しめていませんでした。
釣りに行く時間は相変わらず取れませんが、ひさびさに季節の生きのいい魚の顔を拝めました。

どうでもいいことですが、私は秋刀魚やアユなどの魚のワタが食べられません。どうもあの青臭くて生臭い苦味が苦手です。ワタが好きな妹分に「お子様舌」と笑われています。キモや子はOKなのですが。

(追記)
おいしくいただきました。新しいものは身のぷりぷり感が最高です。

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日飛ピラタスB4

B40705a

過日、実機の日飛ピラタスB4-PC11AFの主翼内を覗く機会がありました。B4はスケール機がお好きな皆さんにはおなじみの機体だと思います。私が見た機体は日本でライセンス生産されたものです(ときにB4のBはもともとこの機体を設計製作したバステン社を表します)。

この機体は金属製です。一般的な小型動力機と同様ジュラルミンで作られています。さて、B4はNACA(NASAの前身)の6桁台の層流翼を採用しています。層流翼といっても後縁まで層流が保たれるものではありません。優秀な再現性の主翼でも上面でコード長の半分強~7割弱、下面で8割がたというところです。そこで層流翼は製作時にいかに精度を出すかが、どこまで(表面後方まで)層流を維持できるかのポイントになります。

B4は翼のスキン(厚さ0.8mm)をあらかじめ翼型に曲げ加工しており、このためフラッシュリベットでスキンと結合される金属リブは比較的少なくなっています。フラッシュリベットで止めるとはいえ、金属のリブは表面の波うち(ウェビネス)を生むので好ましくありません。一方で翼内には黒いPVC?のフォームで成型されたリブが金属リブの間に並べられています。これにより少ない金属リブを補って翼型を保持しているわけです。

今回翼内を覗けたのは、B4に出された耐空改善通報に従って点検孔を新設する等の工作中であったためです。主翼下面スキンの一部にあらたに丸孔をあけて、スポイラー駆動機構を一部修正する必要が生じたのです。金属の機体表面に新たな穴を開けるというのは以外に面倒くさい作業だということでした。

作業を終えたB4は近日耐空検査を受け、近くアクロバットの展示飛行を行うということです。

ところで実機のグライダーの構造はさまざまです。B4やブラニクといった機体は金属製ですが(ブラニクは一部金属枠組み羽布張り)、ほかに木製や(繊維強化)プラスチック製、およびそれらの混製があります。RCではプラスチック製や木製がほとんどで、金属のRCグライダーはおよそ見かけません。
そのほか胴体に関しては金属パイプの溶接で組んだ骨組みに羽布を張ったものがあります。クラフトるうむ社屋に展示してある複座の実機、シュライハーK7もこのタイプです(主翼は木製羽布張り)。羽布はシーツのような綿の布です。これをドープで固め、ウレタン塗料を塗ります。RCでも絹張りドープ仕上げは用いられますが、違いはドープサイザーを使わない点です。実機は頑丈な骨組みの上に高い張力で羽布をピンと張るため、ドープの縮みを抑えるドープサイザーは用いません。

金属機は模型との接点があまりないのですが、木製機やプラスチック機は模型との共通点を多く見出せます。機会があれば是非ご覧になってみてください。

(追記)
写真はモーターグライダーで曳航中のB4(文中の機体)。

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