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2007年2月14日 (水)

カーボンロッド・スパー

 最近のDLGにはカーボンロッド(pultruded rod)を用いてるものを見かけます。カーボンロッドは直線かつ均質なドライカーボンなので、ロービングをレイアップするなどの方法に比べて安定した強度のスパーを構成することが期待できます。

 カーボンロッドをスパーとして用いる方法は実機においても用いられています。この方法は、私が調べた限りでは無尾翼機で有名なアメリカのMarskeが始めたものと思われます。実機では直径3mm程度のカーボンロッドを40本以上束ねて樹脂で固め、これで上下のスパーフランジを形成します。スパーウェブは通常のフォームコアサンドイッチを用いるようです。Marskeの機体のほか、同氏によるGenesis2、さらにGenesis2を製造したAB Sportinė aviacijaのLAKシリーズにも同様の工法が用いられています。

 ところで、DLGで用いられるカーボンロッドは片面1~2本が多いようです。これではスパーフランジとはいえません。ロービングに比べて表皮に触れる面積が極めて小さくなってしまいます。応力を分散させるという観点からは問題があるように見えて、若干心配になってしまいます。どうなんでしょう?

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